若い世代向けの米菓の販売方法の提案に取り組むPBLの受講生が、独自開発した台湾風スイーツを紹介して米菓の魅力をPRしました

 柿の種などの米菓を若い世代向けに販売する方法を提案しようと、亀田製菓(新潟市)と協働して課題に取り組むPBL(課題解決型授業)の受講生5人が12月9日、門真市のライフ・セントラルスクエアららぽーと門真店で、独自に開発した〝台湾風スイーツ〟をつくって米菓の魅力を紹介するイベントを行いました。


▲ライフ・セントラルスクエアららぽーと門真店の店頭でイベントを行いました

 店頭でイベントに取り組んだのは、仁科七那さん、橋本美咲さん、吉田鈴望さん(いずれも英語国際学部3年)、谷口渚奈さん(外国語学部3年)ら5人で、亀田製菓関西支店、ライフ・セントラルスクエアららぽーと門真店とのコラボで実現しました。


▲3者のコラボで実現しました

 PBLは、外大生が企業などと協働して課題や問題点を検討し、1年かけて企画や立案を行う授業です。


▲実際に販売現場に出て提案の内容を検証します

 亀田製菓から「どうすれば、若者がスーパーを利用して、柿の種などの米菓を購入するようになるか提案してほしい」と依頼されました。5人で知恵を出し合い、協議を重ねた結果、米菓に触れてもらうきっかけとして、柿の種を材料にした新感覚の「台湾風スイーツ」で、若者に米菓のおいしさを知ってもらえないかと考えました。


▲台湾風スイーツをつくっています

 今回のイベントでは、亀田製菓の柿の種と、ライフのプライベートブランドのアイスクリーム「BIO-RAL」をライスペーパーで包んだ台湾風スイーツを提案し、実際に店頭で試食してもらうことにしました。「柿の種とアイスクリームの絶妙のコンビネーションで、サクサクとした甘じょっばい新しい味を楽しんでください」とPRしました。


▲完成しました。柿の種、アイスクリーム、ライスペーパーが材料です

 店頭では早速、新感覚の台湾スイーツに関心を寄せる買い物客や親子連れがのぞきこんだり、PRに耳を傾けていました。


▲早速、米菓の魅力をPRしています

 リーダーの仁科さんは「台湾は、韓国などと並んで若者の人気が上昇しており、台湾スイーツは注目度が高くなっています。10~20代をターゲットに、ワクワクしてもらえるものを紹介します」と今回の取り組みのポイントを挙げ、「グループ全員で1年かけて頑張ってきました。成果を挙げて、皆さんに喜んでいただきたいです」と話しています。


▲グループ全員で1年かけて検討を重ねてきました

 PBLの活動の成果を発表する「PBL学内合同報告会」は12月21日午後、御殿山キャンパス・グローバルタウンの谷本ホールで開かれます。亀田製菓と協働で課題に取り組んだ5人も合同報告会でプレゼンテーションします。

 
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