「親と考える就活成功のポイント」3年生の保護者向けに進路懇談
続いて、内定を得ている4年生4人が就活の経験談を話した。▷英語キャリア学科・小野こづみさん(情報通信)は「受けた会社の予備知識が少ないことを人事の人にすぐ指摘された」▷外国語学部英米語学科・赤阪美智子さん(銀行)は「エアラインやマスコミなど10社でインターンシップに参加し、万全の準備をしていた」▷同スペイン語学科・森翔太郎君(商社)は「大手ばかり受験していたが、書類通過の厳しさを痛感した」▷国際言語学部・前周作君(旅行業)は「旅行業務取扱管理者の資格を持っていれば、どこにでも就職できると思っていたが甘かった」―と苦労話などを話してくれた。
▲4年生が語る座談会で、「学生生活の過ごし方や就活の経験談」を披露した
個別相談会では、番号札を手に順番を待つ人たちで溢れた。相談に臨んだ父親は「娘が留学から12月に帰国するが就活に間に合うか」と尋ね、奈良県から学生とともに参加した保護者は「どの業界に就職すればいいのか定まらない。子どもは業界の見極め方が分からないようで、どうすればよいか。自己分析も難しいようだ」と話していた。
▲真剣な表情で個別相談に臨む保護者ら。長い順番待ちができていた
一方、国際交流センターでは、21組の家族が留学相談に臨んだ。
保護者からは「(現在留学中で)卒業後もまた留学に行きたいと言っているが、それでも大学のサポートはあるのか」「4年生で留学するが、その間の教職科目はどうすればよいのか」「就職には留学する方が優位に働くか」―など熱心に尋ねていた。
▲ 留学相談には国際交流部職員7人が丁寧に質問に答えていた
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