海外協定校のミドルテネシー州立大学の12人が外大生のサポートを受けながら書道を体験しました

 海外協定校の米国・ミドルテネシー州立大学の12人が6月6日、関西外大を訪れ、特別授業を受講するとともに外大生のサポートを受けて書道を体験しました。



 ミドルテネシー州立大学から訪れたのは2~3年生で、ほとんどの学生が日本語や日本文化を学ぶなど日本に深い関心を持っています。今回は17日間で東京、京都、大阪を訪れ、日本の産業やビジネスの最前線を経験するとともに、茶道などの日本文化にも触れています。日本での最終日となる6日に関西外大を訪れて、外大生と交流を深めました。

 中宮キャンパスを見学した後、日本やアジアの経済をテーマにした外国語学部のザーカー教授の特別授業を受けました。続いて外大生のサポートを受けて書道に挑戦しました。



 最初に浅野早慧さん(外国語学部スペイン語学科1年)が、書道の歴史や道具などについて話しました。漢字やひらがなの成り立ちに加えて、書体には行書、楷書、草書などがあることを説明しました。



 「日本の文化にとても興味があります。日本の演歌が大好きです」と話すグレイスさんは、独学で4年間、日本語を学んだといいます。「書道は初めてです」と言いながらも、見事な筆遣いを披露しました。



 スマホを見ながら画面にランダムに出てくる漢字を書いていたアレクトスさんは「漢字やひらがな、かたかなに興味があります。墨が大好きです」と慣れた手付きで書いていました。日本語を2年間学んでいるといい「書道には以前から興味がありました。道具はオンラインで手に入るんですが、とてもコストがかかります」と話していました。



 「龍」や「薔薇」といった難しい漢字に挑戦したり、自分の名前を漢字の当て字で書いてみるなどして書道を満喫しました。

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