3928人が関西外大生に 2016年度入学式

 大学院、大学、短期大学部の2016年度入学式が42日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で3回に分けて行われ、3928人が新たに関西外大生となった。朝から春の陽気に包まれ、新入生は保護者や友人たちとセントラルガーデンで記念撮影をするなどして新生活のスタートを喜び合っていた。


▲谷本記念講堂で行われた2016年度入学式


 新入生の内訳は、大学院博士前期課程12人、同後期課程3人、英語キャリア学部164人(英語キャリア学科133人、英語キャリア学科小学校教員コース31人)、外国語学部1596人(英米語学科1323人、スペイン語学科273人)、英語国際学部768人、3年次編入学459人(外国語学部英米語学科348人、同スペイン語学科12人、英語国際学部99人)、短期大学部926人。


▲新入生を代表して誓詞を述べた(右から)英語国際学部の植村真帆さん、英語キャリア学部小学校教員コースの寺門海人君、同英語キャリア学科の城戸萌利さん
 

式典は、午前930分から大学院、英語キャリア学部、英語国際学部、外国語学部と英語国際学部の3年次編入学生、正午から外国語学部、午後230分から短期大学部の順に行われた。各式では、混声合唱団ラベリテと吹奏楽部による学歌の斉唱に続き、英語キャリア学部英語キャリア学科1年城戸(もえ)()さんら新入生代表10人が「人格の向上と学業の研鑽に努め、本学の品位を高め、責務を果たすことを誓います」と誓詞を述べた。


▲会場を埋めた新入生たち
 

谷本義高・大学学長は告辞で「常に目的意識をもち、自律して主体的に学び続けること」の大切さを強調し、語学力と、それを使いこなす知識や技量を身につけるよう訴えた。谷本榮子・短大学長は、ラグビー日本代表のヘッドコーチを務めたエディー・ジョーンズさんの言葉「進化する道筋を自ら考え実践する」を引用して、「攻めの学び」をしてほしいと期待を示した。

 

在学生代表6人が歓迎のことばを贈った。英語でスピーチした外国語学部英米語学科4年の生田()(うい)さんは努力して留学を実現した経験に触れ、「みなさん、自分自身を試してください。あなたの選択次第で人生は変わってきます」とチャレンジ精神を持って学生生活を送るよう呼びかけた。日本語で話した留学生別科の米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校4年ケリー・ハインゼールさんは外国人との接し方について、「外国人として先入観を持ってしまうのではなく、まず人間として接することが大事です」とし、世界の友達をつくって学生生活を楽しんでと結んだ。


 
 ▲ガッツポーズをして元気に大学生活をスタートした新入生


▲記念写真のスポットには長蛇の列ができた
 

入学生誓詞と歓迎のことばを述べた学生代表は次のみなさん。
 

◇入学生誓詞

大学院外国語学研究科博士後期課程 タインズ・ジェシカさん

大学院外国語学研究科博士前期課程 横田和也君

英語キャリア学部英語キャリア学科 城戸萌利さん

英語キャリア学部英語キャリア学科小学校教員コース 寺門海人君

英語国際学部英語国際学科 植村真帆さん

外国語学部英米語学科・スペイン語学科3年次編入学 西口莉央さん

英語国際学部英語国際学科3年次編入学 小西実咲さん

外国語学部英米語学科 佐々真葉夏さん

外国語学部スペイン語学科 永里優香子さん

短期大学部英米語学科 鮫島奈月さん

 

◇歓迎のことば

英語キャリア学部英語キャリア学科 柳井駿作君

英語国際学部英語国際学科 田中琴野さん

外国語学部スペイン語学科 大屋沙也香さん

留学生別科 ケリー・ハインゼールさん(米ニューヨーク州立大学ビンガムトン校)

外国語学部英米語学科 生田茉初さん

短期大学部英米語学科 元山莉沙さん

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