第30回 文化博覧会をにぎやかに開催

 中宮キャンパスの文化会クラブ・サークル活動の成果を披露する「文化博覧会」が6月4日に行われました。同時開催されたオープンキャンパスを訪れた高校生や保護者らが、さわやかな初夏の晴天に恵まれた2号館周辺や円形ステージ等の会場で、学生たちの発表や演技・演奏を楽しみました。

 

 ▲さわやかな箏曲部の演奏

 第30回を迎えた今年のテーマは「the 30th Power of Culture ~あなたと創る時~」。文博を、実行委や文化会クラブ・サークルだけでなく、関係するみんなで協力してつくり上げようという意味が込められています。
 模擬店を出店したのは25のクラブ・サークルと、音楽、芸術、語学、社会科学系統の協力チーム。今年はクイズやお化け屋敷、リアル脱出ゲームなどを盛り込んだイベント「Center of KGU~KGUに隠された宝を探せ~」が企画されました。また、計29の模擬店でそれぞれ、クイズに挑戦したり、演奏を1曲以上聴いたり、感想をアンケートで答えるなどの「ミッション」をクリアしてスタンプを集めるスタンプラリーに人気が集まっていました。
 ギター部は午前と午後に一回ずつのコンサート。同部には今年、模擬店教室が割り当てられ、外国語学部2年の五藤瑠以君は「アコースティックギターの演奏には、野外より静かに聴いてもらえる教室がありがたい」と話していました。

 

 ▲ギター部の教室コンサート

 また、書道部「墨友會」の模擬店では、近くの高校に通う女子生徒3人が熱心に筆をはこんでいました。書道部は今年、1枚の大きな紙に部員全員で文を書いた作品や、難読漢字のクイズなど展示に工夫を凝らしていました。

 

 ▲展示に工夫を凝らした書道部の模擬店
 
 
また、箏曲部の模擬店教室から流れ出る音色が通りかかった人を誘っていました。同部の外国語学部3年生、水田衣里子さんは「部員の多くが大学に入って初めて琴に触れました」と話していました。

  午後からは円形ステージで、スーツ姿での殺陣や空手の演武、歌や演奏などが披露される「パフォーマンス大会~百花繚乱~」。さらに、クラブ同士が協力してひとつのパフォーマンスをつくりあげる「コラボ団体発表」が谷本記念講堂で開かれ、閉会式後、ステージも客席も一体となって歌う大合唱で締めくくられました。

▲見事な歌声を披露した外国語学部の川口尚毅君



▲スーツ姿での殺陣も


▲クラブ同士の協力でつくりあげたコラボ団体発表

 文博実行委の中村有岐委員長は「学業が忙しいなか、みんなよく頑張ってくれました。たいへん盛り上がり、30回にふさわしい文化博覧会になりました」と話していました。

 

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