3月1日の就活開始を前に 今年度最後の中宮就職ガイダンス 「就活はアクティブに ポジティブに」


▲多くの学生に前向きに行こうと末包キャリアセンター所長(右端=顔写真も)

3月1日の本格的な就職活動開始を控えて、中宮キャンパスの就職ガイダンスが2月18日、同記念講堂で開かれた。2014年度最後(8回目)にあたり、英語キャリア、外国語の両学部3年生約800人がリクルート服姿で参集。細かなチェックポイントを再確認するともに、本番を迎える心構えを新たにしていた。
 
はじめに末包厚喜・中宮キャリアセンター所長(外国語学部教授)があいさつ。最近の雇用状況と就職環境について触れ、景気の好転が伝えられているが、就活での油断や手抜きは禁物。昨年より3カ月も就活日程が繰り下がったことは「短期決戦」であり、企業も本当にほしい人材しか受けつけない「厳選採用」の方針を変えていない。
 
このため「外大で学んだことと、学業以外で独自性のある経験を十分にアピールするようにしよう」。さらに「応募する企業についての研究をしっかりしよう」と呼びかけ、就活は自己成長のチャンス。同じ就活をする以上は「明るく、元気に、前向きに(アクティブに、ポジティブに)いこう」と激励した。


▲1点ずつ就活前のチェックを呼びかけ、心構えを促す森田次長

ついで森田眞一キャリアセンター次長が登壇。冒頭に「就活スタートチェック」(10カ条)を提示。「(本学の)『求人NAVI』は使えますか?」から「情報収集に努めていますか?」までをそれぞれ学生たちに挙手で回答を求めて再確認。「総合職か、一般職か」「Uターンするのか、しないのか」「大手あるいは有名企業か、中堅・中小企業か」といった選択や内定獲得への取り組みポイントなどを点検するように伝えた。
 
さらに、履歴書やエントリーシート、また面接が通らないときや、内定が取れないときの対応についても「一人で悩まない。プロのアドバイスを受けよう」と助言し、キャリアセンターやキャリアカウンセリングの相談・活用を呼びかけた。
 
3月1日からは学外での合同企業説明会が次々と開かれ、本学でも3月10日から19日(土、日曜を除く)の正午から午後5時まで学内合同企業セミナーが行われ、計約270社が来訪する。こうした説明会の日程を紹介し、積極的な参加を勧めた。
 

▲身だしなみについてもキャリアセンター山脇さん(壇上左端)から注意があった

引き続き、キャリアセンターの山脇旭洋さんが学内合同企業セミナーの参加する注目企業についても付言するとともに、就活の身だしなみの注意点なども指摘していた。


▲真剣な表情で聞き入る学生たち
 
学生たちは就活開始が秒読みを迎えているとあり、真剣度も上がってきている。キャリアセンターが入る7号館1階にはキャリアカウンセラーが待機するテーブルが約10並び、最近は1日40人近くが詰めかけているという。1回40分、履歴書の書き方から就活に関わるあらゆる相談ができるとあり、「求人ナビ」から予約したり、足を運んで予定表を見ながら時間を確保したり。この日も就職ガイダンスを終えた多くの学生たちの姿が見られた。


▲ガイダンス終了後、学生たちが詰めかけるキャリアカウンセリング
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