米穀卸売販売「ライスフレンド」でグローバルインターンシップを行った留学生2人が成果をプレゼンテーションしました

 米穀卸売販売の「ライスフレンド」でグローバルインターンシップを行った米国とドイツの留学生2人が6月30日、大阪市鶴見区の同社本社で成果をプレゼンテーションしました。


▲成果を発表したピーター・ユーシャンさん(左)とシュタイガー・ベルンハートさん(右)

 ライスフレンドでインターンシップを経験したのは、留学生のピーター・ユーシャンさん(米国)とシュタイガー・ベルンハートさん(ドイツ)です。2人は百貨店での店頭販売や精米工場を見学したほか、販売会や国際業務の現場に立ち会って市場調査などを経験しました。


▲マーケティングについて提案するピーターさん

 ピーターさんは、生産者を頭に置いた販売に徹していることを強調し「生産者の写真や栽培方法を表示して販売していました。常に農家の利益を考えていることに感心しました」と話しました。

 シュタイガーさんは、お米は単なる食べ物ではないという考えに共鳴し「知識をたくさん持とうとしています。お米に対する情熱が伝わってきました」と報告しました。


▲付加価値を付けた販売について提案するシュタイガーさん

 2人は現場での調査や経験を踏まえて、「お米の新しい食べ方をPRしたり、差別化した販売ができないか」という点から次のような提案をしました。


▲さまざまな提案を示しました

 「ワインやコーヒーのようにお米もそれぞれの特徴で差別化したマーケティングができないだろうか」

 「発芽米や玄米などについて産地や健康の点から特別な付加価値を付けて販売ができないだろうか」

 「カレーと合うお米とか、おにぎりに最適なお米とか、フードペアリングを重視した販売ができないだろうか」


▲質問や意見にも丁寧に答えました

 会社幹部からは、プレゼンテーションに対する意見のほか、日本とそれぞれの国の職場環境や仕事の違いなどについて質問が出ました。

 2人からは「毎朝のラジオ体操が良かった」「日本ではワークライフバランスがあまりない」「日本の会社はミーティングが多い」といった話がでました。


▲ライスフレンドの皆さん、ありがとうございました

 
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