短期大学部未来キャリア英語学科/2024年4月スタート/英語力養い資格取得目指す

※関西外大通信314号の記事を基にまとめています

■実社会の即戦力として

 
 実践的な英語力を備えた実務的な職業人を育てるのが2024年4月にスタートする「未来キャリア英語学科」です。

 英語力を徹底的に鍛え、就業体験型授業で実社会での仕事を意識し、実用的な資格の取得に挑戦し、留学などの国際交流プログラムでグローバル感覚も養えます。

 実社会の即戦力として役立つ力を、抜群の環境と多彩なプログラムで身に付けます。



 資格の取得については特に力を入れています。

 「秘書士」「ビジネス実務士」「観光実務士」は所定の科目を習得すれば取得できます。

 3つの資格以外にも、それぞれの進路に応じてチャレンジできる資格や免許、検定などがあります。たくさんあるうちのいくつかを紹介しましょう。

【色彩検定】

 色の基礎から配色技法、色彩調和、色彩心理、色彩とビジネスなど色の知識と技能が問われます。1級、2級、3級とUC(色のユニバーサルデザイン)級があります。ファッションやインテリア、グラフィックなど幅広い業界関係者が受験しています。

【サービス接遇検定】

 サービスに対する考え方と行動を巡る検定です。サービススタッフの資質▽専門知識▽一般知識▽対人技能▽実務技能について問われ、1級、準1級、2級、3級があり、正答率60%以上で合格です。

【医師事務作業補助者研修】

 医師の事務作業をサポートする専門職です。医師の指示により診断書や処方箋の作成の代行、電子カルテの代行入力など、さまざまな医療データの管理や整理に携わります。研修を受講して修了証書を受け取ります。

【ブライダルコーディネーター】

 結婚式の企画、提案、費用の見積もりのほか、挙式や披露宴の装飾、演出、進行などを行います。ブライダルに関する深い知識は当然のこと、高度な企画力やコミュニケーション力、不測の事態に即座に対応できる危機管理力も求められます。


短期大学部2年・玉城美優さん/身に付けた実践力
 
 ホテル業界に照準を絞り就職活動していた短期大学部2年の玉城美優さんは、外資系ホテルへの就職内定が決まりました。



 実務的な英語力をアップさせた一方で、関心があったブライダルやホスピタリティの専門知識を実践的に身に付けていることが決め手になりました。

 1年のときにはホテルで使う実用英語を学ぶ「英語研究C」を受講。2年になってブライダルを専門的に学べる「サービス・ホスピタリティ―特別研究A」で学んでいます。「英語は実力がつきました。また冠婚葬祭について、言葉遣いや立ち居振る舞いなどを含めてさまざまなルールやマナーを実践的に学べてとても役に立っています」と話しています。

 2024年春に始動する新学科の魅力について玉城さんは「資格は自分の意志で取りにいこうとしなければ取れません」としたうえで「さまざまな資格や免許、検定の中から、自分が目指すものや関心があるものを見付けて身に付けることができるのは素晴らしいことだと思います」とPRしました。






 
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