学研都市キャンパス・オープンキャンパスに525人

 学研都市キャンパス単独のオープンキャンパスが10月25日行われ、穏やかな秋晴れのもと、525人が参加した。
 

 

英語国際学部について説明する内田講師

 

 英語国際学部については内田真弓講師が説明を行った。内田講師は「英語力を中心に、異文化理解力など三つの国際力をつけることが4年間の目標」と述べ、グローバル社会で活躍できる人材を育てる方針を強調した。

 

 「学研都市キャンパスの目玉授業」と銘打った課題解決型授業(PBL)を紹介する教室では、中野誠・英語国際学部教授が、「企業などが抱える問題の解決を提案するとともに、学生の就業力、基礎力の向上にも役立つ」と、その効果を説いた。
 

 

就活の経験を語る溝手ゆかりさん

 

 関心の高い航空業界関連の分野では、「エアラインへの道」でシンガポール航空への就職が内定した国際言語学部4年溝手ゆかりさんが、採用を勝ち取った秘訣を披露した。上海への短期留学、アイルランドへの長期留学を通じて、「多様な国の留学生と交流し、異文化理解が深まった。留学前から学内で外国人留学生と接触していたので、留学後もすぐ馴染めた」などと、留学の成果を語った。

 

 また、卒業生で航空業界に勤務する廣川亜未さん(2015年国際言語学部卒業)が就活の経験や現在の仕事について紹介した。廣川さんは「キャビンアテンダントになりたくて関西外大を志望した。航空業界への就職の実績も豊富で、就活のサポート態勢もしっかりしている」と話した。
 

 

中国語の模擬授業をする孔子学院教師の劉遠さん

 

 模擬授業は、英語、国際系、中国語の3種類が行われた。中国語を担当した孔子学院教師の劉遠さんは、中国の家族の呼称について、文字と発音記号をホワイトボードに書きながら、参加者一人ひとりに発音を練習させていた。
 

 

中国茶芸を披露する孔子学院教師の呉婷さん

 

 このほか、中国文化紹介フェアとして、孔子学院教師の呉婷さんらが中国服に身を包み、中国茶芸を披露した。中国の茶器を使って中国式に本場のウーロン茶やジャスミン茶が入れられ、参加者は珍しそうに中国茶を味わっていた。

 

 在学生による個別相談のコーナーでは、8人の学生が大学生活や留学などの相談に応じた。国際言語学部3年の奥野寛彬君は、米ウエストフロリダ大学への留学経験から、留学で何を学んだかを紹介。「我を通す(自分の意見をいう)、相手を理解する、群れない(日本人だけで行動しない)の三つが大事だと学んだ」と話していた。
 

 

ハロウィンの衣装で参加者と英語クイズのやりとりする学生

 

 ハロウィン企画として、学生が参加者に英語のクイズを出す催しも行われた。クイズの正解者にスタンプシールを配り、スタンプシールが3枚たまると無料でパンがプレゼントされた。

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