春派遣留学生の壮行会 181人に留学認定証・留学合格証書

 2016年春派遣留学生壮行会が1225日、中宮キャンパス・マルチメディアホールで行われた。谷本榮子理事長、山梨正明・留学生別科長、森川長俊・国際交流部長や留学生別科の準備教育担当教員、留学生選考委員の教員ら約50人が出席。専門留学▽リベラルアーツ留学▽英語&リベラルアーツ留学▽スペイン語留学――の計181人が対象で、各プログラムの代表に、谷本義高・大学学長が留学認定証・留学生合格証書を授与した。リベラルアーツ留学の中で早期留学直結プログラムを受講した学生の代表には、同プログラムのアカデミックスーパーバイザー、ダニエル・ボール講師から修了証書が手渡された。留学認定証を手にした英語キャリア学部生と、合格証書を受け取った学生は、留学という夢に一歩近づき晴れやかな表情だった。

 

▲谷本義高学長から留学認定証を受け取る専門留学の足立一平君

▲ リベラルアーツ留学の石山舞さん(左)とボール講師から修了証書を授与された早期留学直結プログラム受講生の石橋慧志郎君


▲ スペイン語留学の川田莉奈さん(左)と英語&リベラルアーツ留学の井土和香菜さん
 

 谷本学長は「みなさんは関西外大の代表であり、日本の代表でもあります。留学前に、日本の文化、歴史、政治、経済などを勉強し、準備してください。また、帰国したらご家族をはじめ、母校の高校で留学経験を報告してください」とあいさつ。また、留学準備教育担当教員を代表してポール・スコット教授が励ましの言葉を述べた。

▲激励の言葉を贈る山本泉さん(左)と決意表明する山内崇弘君

 

 続いて、米ファーマン大学とマルタのマルタ大学へ通算2年間、2カ国専門留学した英語キャリア学科4年の山本泉さんが、留学によって引っ込み思案な性格を克服し、就職活動も留学で培った自発性、積極性で乗り切った体験を語り、留学候補生たちを激励。山本さんは「これから必ず壁にぶつかります。越えられないかも知れません。そんなときは冷静に立ち止まって考えてください」などとアドバイスを贈った。
 

 最後に学生を代表して、早期留学直結プログラムを受講し、カナダ・カールトン大学にリベラルアーツ留学する外国語学部英米語学科2年の山内崇弘君が「人生の岐路はいくつかあると思います。私にとって外大入学がその一つでした。もう一つは出会いです。先生の勧めで早期留学直結プログラムを受講し、英語と真剣に立ち向かい、仲間たちから日々刺激を受けました。そんな仲間に尊敬と感謝の意をささげます。留学先では文学を学び、それ以外にもリベラルアーツにふさわしい専門知識を身に付けたい。言葉には力があります。いつか私の発信する言葉がほかの人たちの支えになることを信じています」と宣言。早期留学直結プログラムの教員に向かって英語で感謝の言葉を述べ、決意表明を締めくくった。

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