8月学位記授与式で106人巣立つ 9月入学式では33人仲間入り

 8月学位記授与式が831日、中宮キャンパスのコンベンションホールで行われ、大学院、大学、短期大学部合わせて106人が卒業した。内訳は、大学院外国語学研究科博士後期課程1人、同前期課程10人、英語キャリア学部9人、外国語学部英米語学科35人、同スペイン語学科5人、国際言語学部40人、短大6人。一方、9月入学式も同日、中宮キャンパスの多目的ルームで行われ、大学院博士後期課程2人、同前期課程1人、英語国際学部3年次編入学30人の計33人が本学に仲間入りした。


▲学位記を授与される大学院博士後期課程の李叶さん(左)と同前期課程の柏田敦子さん

▲(左から)英語キャリア学部の辻鷹介君、外国語学部英米語学科のバネガス・レオナルド君、国際言語学部の鈴木佳恵さん、短大の井上由梨奈さん
 

 学位記授与式では、谷本義高・大学学長から、卒業生代表の大学院外国語学研究科博士後期課程の李叶(り・よう)さん、同前期課程の柏田敦子さん、英語キャリア学部の辻鷹介君、外国語学部英米語学科のバネガス・レオナルド君(同学科とスペイン語学科代表)、国際言語学部の鈴木佳恵さんにそれぞれ学位記が授与された。また、谷本榮子理事長(短期大学部学長)から短大英米語学科の井上由梨奈さんに学位記が授与された。


▲式辞を述べる谷本義高・大学学長
 

 続いて、谷本義高学長が式辞で、昨年の創立70周年に続き、今年は大学開設50周年という節目の年を迎えたことを踏まえ、創立時からグローバル人材の育成に取り組んできた歴史を振り返りながら、「誇らしい先輩をお手本に後輩として生き方を学び、みんなで知恵を出し合い、多文化が入り交じったグローバル社会で活躍してほしい」と期待感を表明した。
 

そのうえで、「これからも自律して学び続ける努力を惜しまないで。そのためには日本文化を理解することが必要で、一人一人が拠って立つ場所をもち、自らの文化を語り、理解を求める努力をしながら異文化を背景にした人々を理解する、そんな生き方を目指してください」と激励した。


▲成績優秀賞を受ける外国語学部英米語学科の宮嶋希さん
 

この後、成績優秀賞が、谷本大学学長から、代表の外国語学部英米語学科宮嶋希さんに授与された。ほかの成績優秀賞は、同バネガス・レオナルド君、同星野優さん、国際言語学部の鍾成雯君。


▲餞の言葉を贈る町田哲司・英米語学科長
 

最後に、英米語学科長の町田哲司教授が餞の言葉を贈り、「卒業式は英語で〝commencement ceremony〟、日本語で〝始まりの式〟とも言います。ひとつのステージの終わりであると同時に、次のステージの始まりでもあります。我々は成長発展し、再出発を繰り返す存在でなければなりません。自己省察を怠らず、今の自分、過去の自分、そして未来の自分との有機的なつながりの中で検証し、常に成長した新たな自己に出会えるよう、お互いに努力しましょう」と語りかけた。


▲9月入学式で学歌を斉唱する新入生
 

9月入学式では、新入生を代表して大学院博士後期課程の段静宜さん、前期課程の唐昭君さん、英語国際学部の頼祥星君(いずれも中国出身)が誓詞を読み上げた。編入学は全員が中国からの留学生で、秋学期から学研都市キャンパスでの学びをスタートさせる。


▲誓詞を読み上げる大学院博士後期課程の段静宜さん

 谷本義高大学学長は「建学の理念である『国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成』『公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学』のもとに、確かな知識と教養を修めてください」と、歓迎の言葉を述べた。

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