決意新たに 秋派遣留学生壮行会開く


▲学歌斉唱で壮行会スタート

2015年度秋派遣留学生壮行会が6月27日、中宮キャンパス・マルチメディアホールで行われた。留学への決意を胸に、総計246人のうち152人が出席。合格証書・留学認定証を受け取り、留学への思いを新たにした。
 
壮行会には、谷本榮子理事長、谷本義高大学学長、山梨正明・留学生別科長、森川長俊・国際交流部長や留学生別科の準備教育担当教員、留学選考委員の教員ら約40人が出席。学歌斉唱の後、谷本義高学長が、▽米国学位・スウェーデン学位・2カ国専門(英語キャリア学部)▽専門(同)▽米国学位・オーストラリア学位・2カ国専門(外国語学部)▽リベラルアーツ(外国語学部と国際言語学部)▽英語&リベラルアーツ(同)▽中国語(同)▽日本語インターン・中国インターン――の留学プログラムごとに証書を読み上げ、代表者計7人に次々と手渡した。


▲米国学位留学の証書を受け取る英語キャリア学科の福邉真美さん

谷本学長は「みなさんは関西外大の代表であり、日本の代表です。日本の国のこと、歴史や政治状況を良く理解して、代表にふさわしい言動をしてください。留学先での出会いを大切にし、異文化に寛容な人間に成長してください。大きく成長して帰ってきてくれることを祈っています」と激励。準備教育担当教員を代表して、スティーブン・ザーカー外国語学部教授の励ましの言葉を述べた。


▲留学の決意を披露した和田侑加さん

続いて学生を代表し、米国・ディポール大学へ専門留学する和田侑加(ゆうか)さん(英語キャリア学部英語キャリア学科2年)が英語で決意表明。「海外の航空会社で国際線のCAになると心に決めて関西外大に入学しましたが、あるきっかけから、さらにやりたいことを見つけました。それは企業のブランドマネジャーです。留学先では、マーケティングを専門分野として本場アメリカ仕立てのマーケティングを学び、世界を相手に挑みたいと考えています」と決意を語り、本学の関係者に感謝の言葉を述べたうえで、「ここにいる留学生のみなさん、海外留学を許し、支えてくれたご家族に、感謝の言葉を伝えてみませんか」と呼びかけた。


▲自らの体験を話し、激励する伊藤愛さん

最後に、米国・マサチューセッツ大学アムハースト校にリベラルアーツ留学し、1年間国際関係論を学んだ伊藤愛さん(外国語学部英米語学科4年)が「留学とはまさに『人生を変えるような経験』でした」と語りかけ、「今思うと、留学先での出会いや経験がなければ大学院進学という決断はしていなかったかもしれません。そのくらい様々な価値観に触れることや勉学に励むことは、新たな物事に対する考え方を与えてくれる、大きな経験となりました。新たなことに挑戦し、多くのことを吸収してきてください。留学が実り多きものとなるよう心から応援しています」と先輩からのメッセージを贈った。


▲決意も新たに全員集合

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