【学生の皆さんへ】学生相談室からのお知らせ(12月24日)

 新型コロナウイルス感染症は、12月に入り再び拡大傾向にあります。収束の見通しはしばらく立たないように思われます。
感染に気をつけつつ過ごす生活も春から9か月以上が経過しました。緊張を強いられる状態が続き、未だ見通しの立たない状況で、春以上に疲れを感じている人が少なくありません。ストレスのかかる状態は短期間であれば耐えられても、長くなってくると、ふとしたきっかけで一気に調子を崩してしまう場合があります。不安や孤独感を感じることも多くなります。こうしたストレスへの反応としては誰にでも起こりうることです。「自分が弱いせいだ」と自分を責めず、頑張っている自分をいたわってください。まずは、できるだけ健康的な生活習慣を維持しましょう。
また一部ネットでは、事実と異なる情報が拡散されることもあります。厚生労働省や内閣官房、大阪府等の公的機関や本学が発信する正確な情報を得るように心がけてください。

学生相談室では、現在、新型コロナウイルス対策として、対面での相談に加えて、電話やZOOMを利用した相談も可能です。
新年は、1月6日(水)より開室しています。

下記URLから予約の上、ご相談ください。
https://kgu-gakuso.qloba.com/

電話 072-805-2801(上記URLからの予約が優先になります)
*「学生相談室をお願いします」とお伝えください。電話相談の予約もできます。
 
対応時間
月曜日~金曜日:10時30分~18時30分
土曜日:12時30分~16時30分
 
引き続き、新型コロナウイルスの影響はしばらく続くことが予想されますが、
学生の皆さんが、こうした状況下でも心身を大事にされながら、学生生活を送れるよう学生相談室としてサポートしたいと考えています。
必要な時は、遠慮なくご相談ください。


学生相談室からの、冬休みの過ごし方のアドバイス

◆不安やストレスを抱えた時の対処について
危機的な状況では、混乱、悲しみや怒り、気分の落ち込みなど心身に影響が起こります。これは誰にでもある自然な反応です。しかし、ストレスを感じたりそれによってやりたいこと・やらなければならないことができない自分を責めたり、不調な状態を過度に恐れたりすることで、ますます調子を崩すという悪循環に陥ってしまう可能性があります。
ストレスのかかる状況に置かれたときの対処についていくつかお伝えします。

1)自身の体験や今感じることを評価や否定せず、ただそのまま受け止めようとする態度があります。自分の状態を観察して、イライラや、不安などが生じていると感じたら、「ふーん、そう思ってるんだなあ」とまずそのまま受け止めてみましょう。また、もやもやした気持ちを紙に書いたりするのも効果的です。こうしたことを通じ、今の気持ちを客観的に眺めることが出来、少し余裕が生じてきます。

2)身近な人とのかかわりを絶やさないようにしましょう
こうした状況下でなくても、こころの不調自体は誰にでも起こりえます。「一人では解決できない」と感じた時、誰かに相談することを恥ずかしく思う必要はありません。
相談室が閉室している年末年始の期間では、オンラインを介して家族や友人など、信頼のおける身近な人と話すだけでも、心の疲れや、負担は軽くなるかもしれません。

3)生活のリズムを維持しましょう
自分の力ではどうにもできないことが多いほど、人はストレスを感じやすいものです。生活リズムを維持し、自分でコントロールできる部分を保ちましょう。健康状態を保つことが感染対策のためにも重要です。また軽いストレッチなど体を動かしたり、ゆっくりと腹式呼吸をするなど、心だけでなく体からのケアも意識してみましょう。


◆年末年始の閉室期間中の相談先について
さまざまな社会資源を利用することができます。

たとえば、
「よりそいホットライン(0120-279-338)」や「関西いのちの電話(06-6309-1121)」、
などの電話相談が利用できます。

また、
LINEによる相談「大阪府こころのほっとライン」も利用できます。
https://kgu-gakuso.qloba.com/activities/7327
からQRコードを読み取ることで利用登録することが出来ます。

 
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