オランダ・ハーグ大学の教員2人が本学で研修 EUの「エラスムス・プラス」プログラム
1993年に本学と協定を締結したオランダ・ハーグ大学の教員、Yvonne OverdevestさんとRebecca Kleiweg de Zwaanさんが6月19日から5日間、研修のため本学を訪れ、英語キャリア学部や留学生別科の授業を見学したり、講演やワークショップを行ったりして学生と交流しました。2人は欧州連合(EU)の留学プログラム「エラスムス・プラス」を利用して訪問しました。
2人は本学の授業参観を通じて日本の高等教育や日本人学生への理解を深めること、教員としての能力向上、日本人学生の欧州理解の促進を図ることなどを目的に訪れました。
▲留学生別科でサマープログラムの日本語クラスの授業を見学するYvonne Overdevestさん(右から2人目)とRebecca Kleiweg de Zwaanさん(右端)
留学生別科では、サマープログラムで鹿浦佳子教授が教える日本語クラスなどを見学しました。また、英語キャリア学部の豊田裕之准教授のゼミナールも参観しました。
▲アメリカ文化について講義するKleiweg de Zwaanさん
講演では、Kleiweg de Zwaanさんが留学を控えた学生約50人を前にアメリカの芸術と文化について講義を行い、Overdevestさんも学生に質問を出すなどしました。講義では米国映画の動画をふんだんに見せながら、米国の芸術を考える際に鍵となる要因をいくつか指摘しながら、学生に次々と質問が出されました。
▲学生と一緒にKleiweg de Zwaanさんの講義を聞くOverdevestさん(左から2人目)
EUの留学支援制度は1987年に「エラスムス」としてスタート。対象をEU域外にまで広げた「エラスムス・ムンドゥス」が2004年に始まり、このプログラムをさらに発展させたのが「エラスムス・プラス」で実施期間は2014~20年となっています。
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