秋学期の長期留学生188人を激励する壮行会が開かれました

 2022年秋に長期派遣する留学生の壮行会が7月16日、中宮キャンパスのマルチメディアホールで開かれました。新型コロナウイルスの影響で海外留学はほとんど中断されていたため、壮行会の開催は3年ぶりです。長期留学する188人が留学生認定証を手渡され、激励を受けました。


▲壮行会で激励を受けた留学生たち(撮影時のみマスクを外しました)

 留学プログラム別でみると、大学・大学院学位留学1人▼ダブル・ディグリー留学14人▼2カ国留学6人▼短期大学部ダブル・ディグリー留学2人▼専門留学17人▼リベラルアーツ留学135人▼イベロアメリカリベラルアーツ留学3人▼英語&専門留学3人▼英語&リベラルアーツ留学7人です。

 留学先でみると、米国128人▼スウェーデン14人▼フィンランド10人▼イギリス8人▼カナダ6人▼オランダ5人などとなっています。

 留学生を代表して、中川優来さん(英語キャリア学部3年)、荒井亜未さん(同)、青木鈴華さん(外国語学部英米語学科3年)、小林裕人さん(外国語学部スペイン語学科3年)が大庭幸男学長から、竹村希さん(短期大学部2年)が谷本和子短期大学部学長からそれぞれ認定証書を授与されました。




▲留学生の代表が認定証を受け取りました

 続いて大庭学長が式辞を述べました。3つの心構えとして「関西外大を代表する人であることを自覚すること。グローバル人材となるため資質を磨くこと。出会った人との交流を一生大事にすること」を挙げ、出発までに為すべきこととして「日本の文化や歴史、わびさびなどの世界観を勉強し留学先で説明できるようになってください」と話しました。そして「目標を定め、自分の能力を信じ、勇気を持って勉強すれば必ず成功します」と激励しました。


▲大庭学長は力強い言葉で留学生を激励しました

 また留学準備教育を担当したアリフ・イクバル教授が祝辞を贈りました。「新しいことに挑戦するのをためらいそうなとき、So what(だから何だ)という二つの言葉を使ってください」と述べたうえで「他人の善意を信じて、コンフォートゾーンから抜け出してください。自分を信じて、人類という家族を信じて、人の善意を探してみてください」と話しました。


▲「他人の善意を信じて」と祝辞を贈るイクバル教授

 最後に派遣生を代表して、リベラルアーツ留学で米国・ネブラスカ大学カーニー校に留学する梶山紗世さん(外国語学部英米語学科2年)が、留学に対する思いと「世界と私たちをつなぐ」をテーマに英語でスピーチしました。


▲「新しい人脈を築きたい」とスピーチした梶山さん

 梶山さんは「将来の夢は国連で働き地球規模の問題に取り組むこと。留学を通じて新しい人脈を築きたい」と話し「皆さんと一緒に最大の努力をして、私たちの未来に向かって世界と新たなつながりを築きたい」と決意を述べました。


 
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