外大生が地域の小学生に英語を指導する「いきいき英語活動」がスタート、平野小学校では30人余りが参加しました

 外大生が地域の小学生に英語を指導する「いきいき英語活動」がスタートしました。6月3日は枚方市立平野小学校で行い、1~6年生30人余りが参加しました。


▲楽しく、しっかりと英語を学ぶ工夫を凝らしました

 枚方市が実施している「枚方子どもいきいき広場事業」の一環で、教育職を目指す外大生がボランティアで英語を教えます。平野小学校と山田小学校が対象で、夏休みを除く月2回、土曜日の午前中に活動します。子どもたちが楽しく、しっかりと英語を学べるように、毎回教材や教え方を入念に準備しています。

 1年生は「ABCを知ろう」。「英語は楽しいな」と思ってもらえるように、ABCの歌を歌いながらアルファベットを当てていきました。




▲1年生はアルファベットに親しむ授業です

 2年生は「道案内」。station や restaurant、school などの場所や施設を示す単語を覚えながら、簡単な道案内の言葉を教わりました。


▲2年生は場所や施設の単語を覚えて簡単な案内ができるようになります

 3、4年生も「道案内」ですが、既に3年生から「外国語活動」の授業が行われているため、2年生よりレベルが高くなります。具体的な案内の表現を学びました。




▲3、4年生は外国人の道案内ができるように頑張ります

 5、6年生は「日本のおすすめの場所を紹介できるようになろう」。大阪はUSJ、京都は清水寺、兵庫は姫路城というように、外国人にお勧めの観光地を紹介できる力をつけるように頑張りました。




▲5、6年生は日本のおすすめの場所をしっかりと説明できるようになります

 いきいき英語活動に参加して3年目になる英語キャリア学部小学校教員コース4年の上田萌葉さんは「1年生と2年生は飽きさせないように、3、4年生は少しレベルを高くして、5、6年生は学校の授業より少しレベルを上げてと、それぞれ教え方を工夫しています」と言います。そして「実際に子どもたちに英語を教える機会を持つことができて、本当に良い経験になっています」と話しています
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