西大和学園中学校の1年生がVR演習室「Hello,World.」を見学し、模擬授業を受けました

 西大和学園中学校(奈良県河合町)の1年生10人が10月7日、中宮キャンパスを訪れ、VR演習室「Hello,World.」で模擬授業を受けました。


▲中学生がVR演習室「Hello,World.」を見学しました

 プログラミングやドローン、メタバースなどに関心がある1年生が、理系体験学習の一環として訪れました。文系大学では全国でも珍しい本格的なVR演習施設を見学し、英語・デジタルコミュニケーション学科の卯木輝彦教授の模擬授業を受講しました。


▲模擬授業を受けました

 中学生は超大型LEDビジョンを見つめながら、96枚の写真から3Dモデルをつくる「フォトグラメトリー」について、卯木教授の説明を聴きました。腕を伸ばして親指を右目と左目の交互に見て、どれぐらい位置がずれるかを実際に見ながら、フォトグラメトリーの原理を学びました。


▲3Dモデル化することでさまざまな使われ方をしていることを学びました

 また、火災で焼失した沖縄の首里城をめぐり、3000人から思い出の写真8万枚を集めて、3D化して復元するプロジェクトや、戦禍のウクライナで文化遺産を3Dモデル化してデジタル保存する活動「バックアップウクライナ」について紹介しました。中学生は「デジタル技術はさまざまな分野で社会や文化のために使われています」との話を熱心に聴いていました。

 
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