枚方市立長尾中学校の2年生が関西外大で職場体験をしました

 さまざまな職業の現場を経験して将来を考えようと、枚方市立長尾中学校2年荻野慧さんが11月7、8日に関西外大で職場体験をしました。荻野さんは「広報部」「学生部」「教職教育センター」「キャリアセンター」「国際交流部」で大学の第一線の仕事に触れました。

■学生部
 傘の忘れ物の整理や、忘れ物ボックスに英語表記を付けました。また、学友会や体育会などの学生4団体に電話をかけて書類を取りに来てもらうなどの学生との対応も体験しました。

 
▲忘れ物の傘を学生会に引き取ってもらいました

■教職教育センター
 教職採用試験の仕組みを教えてもらう一方で、次年度の教員採用選考テストの実施予定をExcelデータにまとめました。

 
▲資料を見ながら、データにまとめました

■キャリアセンター
 「小学校の時に好きだった給食は?」や「印象に残っている先生は?」などの質問で就職活動の自己分析として使う「人生すごろく金の糸」で、荻野さんも自己分析を試みました。また、学生に「金の糸」の利用を呼びかけるポスターをつくってみました。キャッチコピーや配色、文言を工夫しポスターを仕上げました。

 
▲作成したポスターを発表しました

■国際交流部
 留学生のクラスで、日本語の授業のアシスタントを体験しました。また荻野さんが関心を寄せている「エネルギー問題」をテーマに、3分間にわたって発表しました。留学生からは「原子力や火力以外で、今後日本で取り入れるべきエネルギー供給は、どのようなものがありますか?」といった質問に対して「バイオマスに取り組むべきです」と答えていました。

 
▲留学生に漢字の読みを教えました

 また、学生アシスタント業務の一環として、沖縄の高校生と留学生の交流イベントに参加しました。初めに英語で自己紹介し、パワーポイントの操作やタイムキーパーを務めました。

 
▲留学生や高校生の前で英語で自己紹介をしました

 二日間を通して「高等教育に興味があり、大学への職場体験を希望しました。5つの部署の体験を通して、大学について理解が深まり、有益な経験でした」と話し、「海外の方とお話したり、いろんな人の英語を聞いたりするのは初めてだったので、とても印象に残っています」と振り返りました。
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