学研都市キャンパス単独のオープンキャンパス 813人が来場

学研都市キャンパス単独のオープンキャンパスが8月22日に開かれた。雨上がりで蒸し暑い中、813人が訪れた。さまざまなプログラムが各教室で午前11時半、一斉にスタートし、個別相談などのコーナーを除いて30分間隔で繰り返し行われた。関心の高い留学やエアライン関連の教室では立ち見も出るほどだった。


▲第1食堂で学食ランチを味わう高校生たち

この日は学生食堂のランチを無料提供した。メニューは、第1食堂で唐揚げおろしポン酢、チーズインハンバーグの学食ランチと明太マヨ豚丼、第2食堂で冷やし中華。このサービスには事前申し込みが必要だったが、第1食堂は午前11時の開場前から長い行列ができ、高校生や保護者でほぼ満席となった。


▲満席となった、長友俊一郎准教授による英語国際学部の説明会

入試とWeb出願、英語国際学部の説明会は同じ教室で行われ、入試説明会では、入試広報企画部の甲斐博識主任が11月の公募制推薦入試に絞り、「ポイントは英語の長文読解問題。単語力、熟語・文法・語法の理解、構文把握力を伸ばすことや、リスニングの対策が必要です。時間は十分あります。まだ十分間に合いますので、基礎固めをしておいてください」とアドバイスした。来年度入試から導入されるWeb出願については、パソコン画面に沿って、出願の際の操作方法をわかりやすく説明した。

学部説明会は長友俊一郎准教授が担当。▽英語の授業が週8回の1年次▽語学留学が必須の2年次▽産学連携の課題解決型授業(PBL)など実社会に直結した授業を受ける3年次――など年次別の特色を強調。「英語、中国語の実用的な語学力、異文化理解力、国際理解力などを身に付けた、社会で即戦力となる人材を育成します」と話した。


▲日本人に難しい発音のツボを説明するJ.M.ロジャース講師

模擬授業の担当は、英語がJ.M.ロジャース講師、中国語が三輪雅人教授、国際系(経済学)が松本俊哉講師。西村孝彦教授の「英語発音クリニック」では、参加者がスクリーンに出てくる英文をリズミカルに声を合わせて発音した。
留学についてのプログラムは「留学制度説明会」、「留学生と語ろう!」、中国語圏と英語圏の「留学ビフォーアフター(体験談)」など多種多様。国際交流部のスタッフによる「留学制度」の説明は常に満席となった。「留学ビフォーアフター」は、2年次にカナダ・クイーンズ大学へ秋学期語学留学した渡邉凌二君と1年次に北京・北方工業大学へ秋学期語学留学した井手未来さん(いずれも国際言語学部4年)が体験談を語った。


▲CA内定への道のりを紹介した溝手ゆかりさん

キャリア形成や就職に結びつく授業にも関心が集まり、卒業生の現役キャビンアテンダント(CA)の体験談や課題解決型授業(PBL)を説明する「就職最前線」の教室もにぎわった。
また、昨年3月に卒業し現在、航空会社のCAとして活躍する向野奈月さんが留学体験やCAの業務について語った。また、シンガポール航空のCAに内定している国際言語学部4年の溝手ゆかりさんは「中国・上海への短期留学とアイルランドへの私費留学の体験談を披露し、「留学で語学力が身に付いた。目標を見つけて頑張ってください」と高校生たちを励ました。
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