外国語学部の土橋立弥さんが全日本学生フルコンタクト空手道選手権で優勝を飾りました

 外国語学部英米語学科2年の土橋立弥さんが「第2回全日本学生フルコンタクト空手道選手権大会」の1部男子重量級で優勝を飾りました。


▲優勝トロフィーを手にする土橋さん

 大会は11月26日に東京・国立代々木競技場・第一体育館で開催されました。重量級には全国から18人が参加し、トーナメント形式で競いました。

 土橋さんは、1戦目、2戦目は本戦(2分間)で判定勝ち、前年の優勝者との対戦となった3戦目も本戦で判定勝ちしました。しかし決勝は、本戦、延長の2分で決着がつかず、再延長の2分に突入し、計6分間の激しい試合になりました。土橋さんは「最後の力を振り絞り、全力を出し切りました」と振り返ります。最後は競り勝って優勝を遂げました。


▲決勝は6分に及ぶ激戦になりました(右が土橋さん)

 フルコンタクト空手道は、国内で20万人、世界で2000万人が取り組んでいるといわれ、4年に1度世界大会が開催されています。いわゆる〝KO勝ち〟や〝技あり〟のほか、有効打や手数などを基にしたジャッジで勝敗が決まります。


▲優勝の賞状を手にする土橋さん

 幼稚園児のころに始めた土橋さんの空手競技歴は15年になります。「中学2年のときに空手のヨーロッパ大会に招待され、初めて海外に行きました。そこで世界にはたくさんの人がいろいろなことに取り組んでいることを知りました」としたうえで「空手はもちろん、さまざまなことで外国の人たちと交流を深めるには語学力が必要だと痛感し、外大に進学しました」と話しています。


▲練習には中国武術やフィジカルトレーニングなどを取り入れています

 2022年は5月に負傷し、手術を受けたため半年間練習ができず、目標にしていた世界大会への出場もかないませんでした。悔しい思いをしただけに、大会にかける気持ちは並々ならないものがありました。今回の優勝について「結果を出すことができてよかったです」と笑顔を見せています。


▲「世界制覇を目指して練習を重ねています」

 当面は2024年5月の全日本大会で結果を残すことが目標です。一方で、土橋さんは「目指しているのは世界制覇です。全世界空手道選手権で優勝することです」と決意を語っています。

 
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