剣道部の4選手が2月にロサンゼルスを訪問して現地の大学生と交流を深めます

 剣道部の4選手が、関西学生剣道連盟の海外親善交流事業として2月に米国・ロサンゼルスを訪問し、現地の大学生との混合試合や合同稽古で交流を深めます。

 関西外大から参加するのは、大谷隼也さん、寺田慈慶さん、齋和花さん(いずれも外国語学部1年)、竹本亜弥音さん(短期大学部1年)の4人です。連盟に所属する他大学からも20選手が参加します。


▲米国に派遣される剣道部の4選手

 米国での剣道は、戦前に日本人移民が行っていたのが始まりで歴史は古く、現在では各州に1つは道場があるといわれるまで広まっています。米国の剣道のレベルは年ごとにアップしており、世界剣道選手権で準優勝を飾るなど強豪国になっています。


▲剣道部には留学生が多数入部しています

 今回の訪問は5日間の予定で、全米屈指の大型道場「武徳殿道場」の生徒のほか、スタンフォード大学、カリフォルニア大学サンディエゴ校、同ロサンゼルス校、同サンタバーバラ校、同バークレー校、南カリフォルニア大学、カリフォルニア州立大学フレズノ校などカリフォルニア州の10以上の大学から学生が参加する予定です。


▲留学生には剣道の技術とともに精神や文化についても指導します

 関西学生剣道連盟の海外親善交流事業は2008年にスタートし、今までに香港、北京、台湾、ロサンゼルス、シンガポールなどを訪問しています。いずれの訪問でも親善試合や合同稽古を通じて、「交剣知愛」の精神で相互理解を深めて視野や見聞を広めることを目的としています。


▲剣道部では剣道を通じての国際交流が既にしっかりと根付いています

 関西外大剣道部には毎年、海外からの留学生が多数入部してあり、剣道を通じての国際交流が定着しています。海外留学生は、スポーツとしての剣道を経験するとともに、「心身を錬磨して気力を養い、礼節を尊び信義を重んじる」との心構えや、日本の伝統文化としての意義について学んでいます。
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