「ゴキブリ」の真相に迫って優勝 短期大学部のプレゼン大会


▲プレゼンする優勝チームの久保田光希君㊨と村永哲平君

短期大学部の2年生が、グループごとに課題解決に取り組む、専門必修科目「K.G.C.ベーシックスC」の全体授業が7月8日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれ、プレゼンテーション決勝大会が行われた。出場した約150チームの中から4チームが決勝戦に進み、審査の結果「ゴキブリ」をテーマにしたN2クラス(担任・藤林富郞教授)が優勝した。審査にも加わった谷本榮子理事長(短大部学長)から賞状と記念品が贈られた。

プレゼンは、各グループが取り組んだ課題を他クラスの前で発表することで、他者との違いを発見し、新たな取り組みへの契機にすることを目的に、6月24日、7月1日に予選が行われた。決勝に残った4チームのテーマは▷「ゴキブリ」:ゴキブリの隠された秘密を明かす▷「もっとしゃべらせて~や 日本一でも、アカン!?」:どうすれば英語と接する機会が増えるか▷「和食」:ユネスコの無形文化遺産に登録された和食の魅力を探る▷「安心して通える通学路に」:ガードレールの設置、外大無料シャトルバスの運行などを提案―。


▲2位の「和食」チーム

 


▲3位の「もっとしゃべらせて~や」チーム


▲3位の「安心して通える通学路に」チーム

審査は谷本理事長、谷本和子短大部副学長、有本昌剛教授、吉崎誠事務局長が当たり①説明の説得性②理解を促す工夫があるか③話し方、声の大きさ④規定時間内に終えたかなどについてチェック。その結果、2位は「和食」チーム。3位は「もっとしゃべらせて~や」、「安心して通える通学路に」の両チームだった。谷本理事長は「評価は付け難い。どのチームもいい出来でした。外大はコミュニケーション力で日本一に評価された大学ですから、これからもその点を大いに伸ばしてください」と、講評した。優勝チームのグループを代表してプレゼンに臨んだ久保田光希君と村永哲平君は「イメージが悪いゴキブリのいいところを引き出したかった。また、会場にいる人が映像を見て悲鳴や驚きの表情を見せる。それを楽しみたかった」と、テーマを選んだ理由を話した。


▲谷本榮子理事長から優勝の賞状を受け取る「ゴキブリ」チーム

一覧を見る