関西国際学園初等科の6年生12人が来学 高橋克実教授の授業受ける

 関西国際学園(神戸市灘区)初等科の6年生12人(担任・澤井伸一教諭)が1117日、本学を訪れ、短期大学部の高橋克実教授の授業を受けた。同クラスは目下、「企業の意義」「ビジネス戦略」を学習しており、パナソニック出身の高橋教授から、日本の企業社会について話を聞いた。

▲6年生を前に講義する高橋教授

児童たちは、「How we organize ourselves(社会寄与)」をテーマに「会社の意義」などを、日本語と英語で学んでおり、学習のなかで、児童が起業した2つの会社の会社概要を社長、経理担当(いずれも児童)らがプレゼンテーションした。1班は、衣服やソーラーパネルなどを販売する会社を想定して、接客の心構えを説明した。2班は、ナビゲーション付き車椅子の製造・販売会社。同様に販売価格や製造原価、社長の年収額などを説明した。

▲企業が扱う製品についてプレゼンテーションする社長(児童)

 プレゼンテーションのあと、高橋教授から「日本の企業のうち99.7%は中堅・中小企業が占めている。日本ではこうした小さい会社が頑張っている」「これからの新しい流れは第6次産業が台頭する」と、現在の企業の動向を解説し、「皆さんも世の中の動きに遅れないように。また、世の中で役に立つ人になってください」と結んだ。児童からは「パナソニックではどのような仕事をしていたのか」などの質問が出ていた。

▲授業のあと、図書館などを見学する児童たち

 

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