米イーロン大学の研修とサマープログラム  夏休み中の留学生、続々本学へ

 本学の協定校・イーロン大学(米ノースカロライナ州)からJapan Summer Programとして、学生と教員計11人のグループが本学を訪れた。夏休みを利用した研修旅行で、一行は67日から1カ月間、日本に滞在。本学には13日に到着し、日本語や日本文化を学ぶほか、東大阪市の特徴的な中堅企業やプロ野球観戦、京都ツアーなどを経験し、27日に次の目的地・東京へ出発。13日のオリエンテーションでは、セミナーハウスのルームメート(RM)やレジデントアシスタント(RA)ら本学の学生と懇談した。

 
▲ イーロン大学の一行は6月13日、寿司を囲んで日本人学生と交流を深めた
 

 メンバーの内訳は、学生が男4人、女5人、教員が男女2人。15日には西宮市の阪神甲子園球場で阪神タイガース対オリックスバファローズの試合を観戦、24日に京都ツアーが予定されている。通訳ガイドクラブ(IGC)の学生ら外大生が案内する神戸、奈良へのツアーもある。

▲ 滞在中の相談役となる大学院生のTA(ティーチングアシスタント)からのアドバイス

 

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 一方、昨年に続く留学生別科サマープログラムが、613日から始まった。受講生の出身地はアメリカ4人、インド、イスラエル、中国各1人の計7人。722日まで6週間、国際交流センターの教室で日本語や日本史などを学ぶ。さまざまなイベントやフィールドトリップが用意されており、異文化体験を通じて、日本への理解を深める。

▲ 初日の6月13日にはザーカー教授からの説明があった

 

 6月末から7月第1週にはクラブ館で、武道など外大生のクラブ活動を見学。▽箏(こと)▽合気道▽空手▽茶道▽書道▽剣道――の稽古・練習を見学する。このほか、611日に寺社をめぐる京都ツアーがあり、同25日には大阪の街を見学。日本の伝統文化や現代文化を実地に堪能できる日程が組まれている。

 

 イーロン大学の一行とサマープログラム参加の留学生は全員、国際交流セミナーハウス4に滞在。RMRAなど日本人学生とともに生活し、日常生活を通じて交流を深める。

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