イリノイ大学アーバナシャンペーン校の学生がかるたやあやとりで外大生と交流を深めました

海外協定校のイリノイ大学アーバナシャンペーン校(米国・イリノイ州)の38人が5月22日、Faculty-led Programの一環として本学を訪れ、外大生と交流を深めました。

 
▲イリノイ大学アーバナシャンペーン校の皆さんと外大生

 イリノイ大学アーバナシャンペーン校の学生は、主にビジネスを専攻し、このプログラムでは日本のビジネスや文化を学びます。10日間の滞在期間中に、日本のメガバンクやIT企業のほか、京都の寺院などを訪れ、精進料理やお香を経験しました。

 外大では最初に、ザーカー教授の特別講義「Japan’s business environment」を受講して日本のビジネスについて学びました。

 
▲折り紙を丁寧に時間をかけて折りました

 約20人の外大生が参加した交流会では、かるた、あやとり、折り紙などの日本の伝統文化を体験しました。

 あやとりでは、ほうきや2段はしご、ふくろうなどの形に挑戦しました。外大生が先生役となり、色々な形を作っているとイリノイ大学アーバナシャンペーン校の学生は「あやとりは英語でCat's cradleと言い、アメリカでもチャレンジしたことがあります」と告白。日本独自の文化だと思っていた外大生を驚かせました。

 
▲あやとりでほうきを作れるようになりました

 かるたでは、外大留学生オリジナルかるたを使って日本や関西の食べ物、名所を紹介しました。取り札には「たこ焼き」「大阪城」「忍者」などが描かれ、読み札には英語で取り札のイラストを説明しています。たこ焼きのイラストの取り札を素早く取った学生は「昨日心斎橋で食べました」と得意げでした。

 
▲オリジナルかるたでは大いに盛り上がりました

 参加した外国語学部英米語学科1年の岡田莉朋さんは「入学し少し落ち着いてきたので、留学生や海外の人と積極的に交流しようと思い参加を決めました。日本の文化に興味を示してくれてとてもうれしかった半面、うまく英語で伝えられないもどかしさを感じました」と苦笑いしました。「また、日本のことを英語できちんと説明できるように勉強します」と話していました。

 一方で、かるたや折り紙を存分に楽しんだジャレットさんは「外大生はとてもフレンドリーで流暢な英語で話してくれます。折り紙ははさみとのりを使わないできれいな形ができて感動しました」と話しました。
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