女子学生 気を付けて! 警察と連携して性犯罪防止キャンペーンを実施


▲教室に向かう学生に防犯ブザーを手渡しする「ひまわり」のメンバー

本学のボランティアグループが大阪府警本部、枚方警察署と共に「性犯罪防止キャンペーン」を7月4日、中宮キャンパスで行った。防犯ブザーやリーフレットなどを配布しながら、防犯意識の向上と防犯対策の実施を訴えた。


▲大阪府警察本部生活安全部の大野浩子係長から説明を受ける

昨年度、大阪府内で強制わいせつなど、女性が被害者となった性犯罪認知件数は、全国最多の1543件で、被害者の大半が10代から20代。本学は日頃から警察と連携し、ひったくり防止キャンペーンや夜回りパトロールといった地域の防犯活動に積極的に協力してきた。女性の犯罪被害防止キャンペーンとなる今回、本学の女子学生向けにキャンパスで実施することとなった。


▲正門で女子学生に防犯対策を呼びかける

午前8時30分、本学のボランティア・サークル「ひまわり」のメンバー11人がたすきをかけ、大阪府警察本部生活安全部と大阪府枚方警察署防犯係の6人と共にキャンペーンを開始。署員が「人通りの多い道を選びましょう」などとマイクで訴える中、正門から図書館学術情報センター前の廊下にかけ、通学してくる女子学生たちにハート型防犯ブザーと防犯リーフレット「BO-HAN」を手渡した。


▲男子部員も参加し、犯罪被害防止に貢献

キャンペーンに参加した「ひまわり」の部長・坂井郁也君(外国語学部2年)は「外大は女子学生が多く、ブザーなどを配布することで犯罪被害防止に貢献できたと思う。今後はひまわりからも、女性の防犯対策を発信していきたい」と話した。また、1年の女子部員たちは「帰りが遅くなった時は、暗い近道ではなく、明るい大通りを歩くようにしています」「住んでいるマンションで女性下着の盗難事件があったことから、不審者が身近にいることを実感。下着は室内に干し、ドアや窓には必ず鍵をかけるようにしています」と日頃の防犯対策について語ると共に、キャンペーン参加を機に、防犯対策に一層努めると気を引き締めた。


▲警察のみなさんと「ひまわり」のメンバー 防犯対策に努めましょう!
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