オーストラリアの中高一貫校「ベイビューカレッジ」の生徒が関西外大を訪れました

 オーストラリアの「ベイビューカレッジ」の生徒が6月21日、関西外大を訪れて、ジョン・シュルツ准教授の授業を受講するなど日本のキャンパスライフを経験しました。


▲初めての来日で初めて日本の大学を見学しました

 ベイビューカレッジはオーストラリア・ビクトリア州にある中高一貫校で、この日訪れたのは16~18歳の16人。ベイビューカレッジは2022年に大阪府立いちりつ高校(枚方市)と姉妹校提携を結んでおり、交流事業の一環として今回が初めての来日となりました。6月18日から大阪に滞在しています。8日間のホームステイプログラムが組まれており、日本の大学を体験してみようと外大を訪れました。

 最初に、国際交流部の学生アシスタントと昼食をとりました。すぐに緊張がほぐれ「日本の食べ物ではたこ焼きとすしが大好きです」「オーストラリアは今、冬なので日本はとても暑い」「日本語を6年間勉強しています」と会話が弾みました。


▲昼食をとりながら自分の出身地や日本の食べ物について話しました

 続いて「大阪城とサムライ」をテーマにしたシュルツ准教授の特別授業を受けました。


▲シュルツ准教授の特別講座が始まりました

 生徒たちは翌日、大阪城や大阪歴史博物館の見学を予定していることもあり、真剣な表情でシュルツ教授の講義に聞き入りました。

 シュルツ准教授は「明日、大阪城を訪れたら見てほしいもの、考えてほしいことがあります」と前置きして、摂津石山本願寺の時代から大阪城の造営を経て、徳川家康の攻撃による落城までの歴史をたどりました。そして大坂夏の陣で激戦の末に討ち死にした真田幸村に触れ、サムライの死生観や日本の英雄像について説明しました。


▲日本のサムライと大阪城について話しました

 日本のサムライに関心を示す生徒からは次々と質問や意見が出ました。シュルツ准教授は、他の国の文化や歴史を理解するために、自国の文化や歴史を知ることがいかに大切かも述べました。


▲生徒からは次々に質問や意見が出ました

 
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