元CAで機内アナウンスのインストラクターを務めた経験を持つ、大学院生の前坂さんが機内アナウンス講座を開きました

 元客室乗務員(CA)で機内アナウンスのインストラクターを務めた経験を持ち、現在、大学院の外国語学研究科で音声学を研究する前坂麻実さんが2月13日、エアライン演習室で機内アナウンス講座を開きました。エアラインの仕事や日本語・英語の発音などに関心がある外大生10人が受講し、機内アナウンスについて学ぶとともに、CAが気を付けているポイントを押さえて実践練習しました。


▲エアライン演習室で機内アナウンス講座が開かれました

 前坂さんは関西外大の卒業生で航空会社2社のCAを9年間務め、機内アナウンスのインストラクターとして、CAへのアナウンス指導にも当たりました。アナウンス指導を続ける中で前坂さんは、業務としてのアナウンスの評価法を学術的に研究したいと考えるようになったといいます。

退社後、
2023年4月に関西外大の大学院に入学。現在、小谷克則教授の指導の下で「日英語アナウンスを対象とした音声学的評価法の検証と教育上の実証」をテーマに研究活動しています。


▲機内アナウンスの目的や基本要素を話す前坂さん

 今回の講座では、実際に航空業界でインストラクターを務めた人から外大生が直接指導を受けると同時に、前坂さんの研究テーマである音声学研究のためのデータを収集するために外大生に協力してもらうことになりました。


▲CAの仕事や日本語・英語の発音に関心のある学生が受講しています

 前坂さんは、機内アナウンスの基本要素として声量、発音、スピード、抑揚・アクセントの4つを挙げ「状況に合わせて声の表情を変えていくことが大切です。お客様の受け止めは声の表情で大きく変わります」と説明しました。


▲「声の表情」について詳しく解説しました

 また、機内アナウンスの練習の基本として、腹式呼吸、笑声(笑顔が感じられる声)、(文章を読み込む)暗記を挙げ「この3つの基本を意識しながら練習すると総合的な印象がアップします」と話しました。


▲実践練習を終えると受講生のアナウンスのスキルがアップしました

 このあと、事前に提出された課題の分析結果を基にグループに分かれて実践練習しました。実践練習を終えた受講生は「声の表情をつけることが大切だとよく分かりました」「少し意識するだけでスピードや抑揚が大きく変わりました」と話していました。

 
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