外国語学部の外山愛華さんと的場詩音さんが電子情報通信学会総合大会のポスターセッションで研究成果を発表しました

 外国語学部英米語学科2年の外山愛華さんと同1年の的場詩音さんが、広島大学で3月8日に開かれた電子情報通信学会総合大会のポスターセッションでそれぞれの研究の成果を発表しました。


▲電子情報通信学会総合大会で発表した(左から)的場さんと外山さん

 電子情報通信学会総合大会は3月4日~8日に開催され、一般セッションや特別企画セッション、公募シンポジウムセッションなどが開かれました。外山さんと的場さんは、情報・システムソサイエティ特別企画のジュニア&学生ポスターセッションに臨みました。


▲たくさんの人から質問や意見を受けました

 外山さんは「対話型生成AIによるTOEIC応答問題の選択肢生成」をテーマに発表しました。TOEICの応答問題を対象に、ChatGPTが学習用として適切な英文の選択肢を作ることができるかどうかを研究し、「自然で適切な英文を作ることが可能であることが示唆された」と結論付けました。

 外山さんは「初めてポスターセッションでの発表に参加し、新たに学ぶことがたくさんありました。他の人たちの面白い研究もたくさん聴講でき、とても楽しくて意欲が湧きました」と話していました。


▲TOEIC対策用学習システムの開発に向けて発表した外山さん

 的場さんは「AIアバターとの繰り返し練習を可能にした外国語会話学習システム」をテーマにしました。今まで開発してきたAIアバターと会話できる外国語会話学習システムへ新たに「繰り返し練習機能」を追加し「システムは最新の開発によって、より適切な表現で多種多様な会話練習を行うことができるようになった」としました。

 的場さんは「初めてのポスター発表だったので、相手に伝わっているのか不安でした。今回の経験を次に生かして頑張っていきたいです」と話していました。


▲AIアバターを使った外国語会話学習システムをテーマに発表した的場さん

 2人の発表を指導した卯木輝彦教授は「春休み中も研究室に通い、意欲的に発表準備を進めてきました。引き続き頑張ってほしい」と評価しました。

 
一覧を見る