タイのチェンライラチャパット大学と留学生交換や国際交流を巡る4つの協定を締結しました

 関西外大は4月20日、タイのチェンライラチャパット大学と留学生交換や国際交流を巡る4つの協定を締結しました。2025年春に英語国際学部でアジア共創学科(設置構想中)の開設を目指しており、アジア地域の大学との関係の強化を進めています。


▲協定書を交わすムンタイソン学長(左)と谷本理事長

 チェンライラチャパット大学は、タイ北部のチェンライにある公立大学で約1万5000人の学生が学んでいます。タイ語やタイ文化を学ぶ約700人の海外留学生を受け入れています。

 この日は、ソンチャイ・ムンタイソン学長らチェンライラチャパット大学の幹部8人が外大を訪れました。谷本榮子理事長とムンタイソン学長は、留学生の派遣・受け入れや国際交流を展開するために、包括協定など4つの協定に調印して協定書を交わしました。


▲協定書に署名する谷本理事長(右)とムンタイソン学長

 谷本理事長は、太平洋戦争直後の創設時から国際人の育成と実学を理念に教育を進めてきた80年間の歴史と、日本で初めて外国語大学で大学院を開設するなど質の高い教育を提供してきたこと紹介しました。


▲関西外大の歴史と理念について説明する谷本理事長

 そして「現在、年間2000人の外大生を海外に送り出し、1000人の海外留学生を受け入れています。今後はアジア地域との交流を深めていきたい。貴大学とのコラボで学生の一層の成長を図りたいと思います」と話しました。


▲アジア地域の大学との関係を強化したいと話しました

 一方、ムンタイソン学長は「多くの在学生が日本語を学びたいと考えています」と日本への関心の高い学生が多いことを示し「アジアの他の国で学ぶことでキャリアを伸ばすことができます」と話しました。


▲多くの留学生が学んでいると話すムンタイソン学長

 そのうえで「タイ語やタイ文化を学ぶにはチェンライラチャパット大学は大変良い環境にあります。また、関西外大でタイ語を教えたいということであればサポートをすることができます」と相互交流を深めることは両大学のメリットにつながると強調しました。
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