秋学期さらにスペイン語が向上 短大の履修生がスペイン語圏留学生に挑戦

短期大学部でスペイン語Ⅱを履修している1年生が、スペイン語圏に関係する留学生とスペイン語で交流する授業外学習が9、10の両月に渡って国際交流センターで開かれた。9月28日の学習では、短大生約60人、留学生12人が参加。短大生は自己紹介したり趣味の話など、春学期で履修したスペイン語Ⅰを終えた段階でどれだけ上達したかを試していた。まず、全員で簡単な挨拶文や会話文を読み上げクチ慣らしをした。続いて、短大生のグループの輪に留学生が入り、トークするというもの。困難な会話には学部のスペイン語学科の先輩が通訳を買って出た。




▲留学生を囲んで会話を試みる短大生㊤。難しい部分はボードを使って説明㊦

この日は今春、主婦から「50歳以上の社会人入学」した女性も参加。結婚前にアメリカ旅行した際、そこで聞いたスペイン語の魅了に引き込まれ、結婚後もカルチャーセンターに通ってスペイン語を習ったという。今は検定4級の実力。「もっとしゃべれるようになりたくて入学しました。スペイン語学科に編入してもっと上手になりたい」というものの、目指すのは「日本語の先生」だとか。


▲社会人入学した女性はスペイン語が堪能。専ら留学生と短大生の通訳

参加した1年生の金仁秀君は「素晴らしいイベントだった。もう少し例文が多くあれば良かったと思う。例文を早く覚えて、もっと相手の目を見て話したかった」と感想をもらした。短大生の会話の相手をしたメキシコからやってきたエリック君は「外大の学生はオープンで陽気。情熱をもってスペイン語を勉強していることがよく分かった」と話していた。終了後は、あちらこちらで自撮棒が活躍していた。


▲最後はグループ全員が集合して自撮棒の出番だ
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