吹奏楽部定期演奏会 「39(Thank you)」回で感謝の気持ち込めて

 吹奏楽部の第39回定期演奏会が123日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれた。開催回数「39」の語呂合わせから「Thank you」をテーマに、「感謝」を前面に掲げた。卒業生も参加して部員と心を合わせた音色を届け、大勢の観客を魅了した。

▲第1部のシンフォニック・ステージ
 

 3部構成で、第1部シンフォニック・ステージのオープニング曲は、ロバート・シェルドン作曲「The Storm chasers」。メリハリの効いた軽やかなサーカスマーチをはつらつと演奏し、観客を引き込んだ。続いて、映画「タイタニック」のサウンドトラックを編曲したタイタニックメドレー。平和な航海から沈没の悲劇へと変化に富んだ海の世界を表現した。最後は、指揮者の小野川昭博氏が客員指揮を務め「Spirited Away」が披露された。

▲現役部員と卒業生が息の合った演奏をした第2部のジョイント・ステージ
 

 第2部では、卒業生の元部員約50人が加わり、現役部員50人とのジョイント・ステージが実現した。司会の部員が卒業生3人にインタビューする形で進行。「ディープパープルメドレー」「AKB48メドレー2」「生命の奇跡」「宝島」の4曲を、世代を超えた息の合った演奏で聞かせた。

▲華やかなショーを披露した第3部のマーチング・ステージ

 

 第3部のマーチング・ステージはテーマを反映させ、「Thanks for you39のことば遊び~」と銘打った。「銀河鉄道999」のテーマ曲、ロックバンドの「39日」(さんがつここのか)、東日本大震災の被災者を励ます歌「花は咲く」など3と9を盛り込んだ曲が、マーチングバンドやカラーガードの華やかなショーとともに次々と演奏された。最後は、ファンキー・モンキー・ベイビーズの「ありがとう」で締めくくり、温かみのあるメロディが会場を包んだ。

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