御殿山キャンパスの「中国語コーナー」で中国茶のイベントを開催しました。切り絵や中国結びのイベントも

 御殿山キャンパス・グローバルタウンで中国語を学習する学生と中国人留学生が交流する「中国語コーナー」が盛況です。春学期の中国語コーナーは7月12日に最後の週を迎え、中国茶を楽しむイベントが行われました。


▲陳軍准教授(右手前)が入れる中国茶を味わう学生たち

 中国語コーナーは、授業時間外にも中国語学習者の支援や日本と中国双方の文化理解などを通して交流を深めようとするものです。御殿山キャンパス・グローバルタウンが開学した2018年から、主に1年生を対象に月曜~金曜の昼休み1時間を利用して実施しています。

 2020年は新型コロナウイルス感染症で留学生が帰国したため中断。今年度は日本に戻った留学生10人余りの中からアシスタントを募り、主にオンラインで5月17日~7月15日の日程で再開されています。

 中国茶イベントは、A315教室で陳軍准教授(関西外大孔子学院副院長)が担当。中国の茶器でお茶を入れ、作法にのっとり参加者に振舞いながら、この日使ったジャスミン茶を中国語で紹介したり、中国語で味をたずねたりしていました。

 参加した英語国際学部2年梅川美乃里さんは「1年生の大半はオンライン授業でしたが、先生の授業が工夫されていてよく理解できました。授業外でも、こうしたイベントがあると楽しめると思います」と話していました。


▲イベント会場からオンラインで中国語学習の支援をする劉怡萱さん

 この日は、イベント会場からもZOOMを使った交流が行われ、中国・北方工業大学から学位留学中の劉怡萱さんと邱宝瑩さんが、日本人学生が作った中国語の自己紹介文の発音を確認するなどしました。2人は2019年に来日後、コロナ禍でいったん帰国。この間、劉さんは本学のオンラインイベント「Intercultural Engagement Program」(IEP)に参加し、「イベントをつくる力が上がり、日本人の学生との交流も深まりました」と話していました。

 7月13日と14日に切り絵のイベント、最終日の7月15日に中国結びのイベントが行われます。 
 


▲切り絵(中国語で剪紙)イベントのポスター


▲中国結び(中国語で中国結)イベントのポスター
一覧を見る