吹奏楽部の第45回定期演奏会が開かれ、約400人が「外大サウンド」を堪能しました

 吹奏楽部の第45回定期演奏会が12月3日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開かれました。今年もコロナ感染防止対策に万全を期したうえで、3部構成のフルバージョンで実施。会場を埋め尽くした約400人が、響き渡る「外大サウンド」を存分に味わいました。

 今年のタイトルは「 One Day」。部員たちが今日までの日々を大切に過ごし、最高のパフォーマンスを発揮できるようにとの願いとともに、聴いてくださる皆さまの記憶に残る至福のひとときとなるようにとの思いを込めました。


▲▼常任指揮者の松田健教授がチェロの弾き振りをしました


第1部はシンフォニックステージで、アンサンブルを軸に調和した4曲を演奏。なかでも、フランスの作曲家、ジョルジュ・ビゼーが作曲したオペラ「カルメン」のメドレー曲「Carmen Fantasy」では、吹奏楽部の部長兼常任指揮者を務める松田健教授が、チェロ奏者と指揮者の二役をこなしました。


▲第1部のフィナーレを飾った「船乗りと海の歌」

第1部のフィナーレを飾った「船乗りと海の歌(Songs of Sailor and Sea)」では、夜の静かな海に響くクジラの鳴き声や、大海原へ出航する合図を巧みな演奏技法で表現し、観客を船旅している気分に誘いました。

第2部のポップスステージは、ソウル&ファンクの大御所、アース・ウインド&ファイヤーやイングランド出身の伝説的ロックバンド、ディープ・パープルの楽曲のほか、懐かしメドレー、若者に人気の女性歌手Adoの「新時代」、YOASOBIの名曲「怪物」など、子どもから大人まで幅広い世代に楽しんでいただけるバラエティ豊かな演奏を披露。観客はリズムに合わせて手拍子を打っていました。


▲▼なじみ深い曲のメドレーで盛り上がった第2部のポップスステージ


第3部はマーチングステージ。映画「Mr.インクレディブル」のテーマソング「The Glory Days」、ブロードウェイのミュージカル舞台「ウィキッド」で使用されている「ガードショー『One Short Day』」などを演奏。


▲▼第3部はカラーガードとマーチングバンドが観客を魅了しました


締めくくりは、映画「ムーラン・ルージュ」で流れる楽曲とともに、カラーガードとマーチングバンドの息の合ったショーが舞台狭しと展開され、観客を魅了。躍動感あふれるパフォーマンスに会場からは惜しみない拍手が送られました。


▲吹奏楽部全員でフィナーレを飾りました
 
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