英語国際学部1年生対象の中国文化交流イベント開催


▲「ハンカチ回し」の説明を受けて体験

2年次に1学期間の中国語留学が推奨されている英語国際学部の1年生を対象にした交流イベントが6月14日、学研都市キャンパスの「26」教室で開かれた。中国文化に親しむことで留学への意欲を高めてもらおうと本学孔子学院と中国人留学生らが企画し、英語国際学部の1年生約40人が参加した。
 

▲「わぁ、回った」。指先でクルクル回す

今年4月にスタートした英語国際学部は、2年次に1学期間の英語留学が教育課程に組み込まれ、さらに1学期間の中国語留学も推奨されている。ただ、大学に入って初めて中国語を学んだ学生が多いことから、中国をより身近に感じてもらおうと、今回のイベントを企画した。この日はスポーツ編。「ハンカチ回し」と「羽根蹴り」「太極拳」を楽しんだ。
 
初めは「ハンカチ回し」。ハンカチとはいってもビロード生地で作られた赤い四角の布。裏側に円い輪が縫い付けられていて、そこに指を入れて回すと初心者でも楽しむことができる。最初にDVDで、大判の布を華麗に回す様子を見た後、体験へ。最初はなかなか上手に回せなかった学生も慣れてくると、両手で器用に回せるようになっていた。
 

▲足で羽根を蹴るのは結構難しい

次は「羽根蹴り」。中国では2000年の歴史があるスポーツといい、底にゴム製のおもりのついた羽根を足の甲やかかとで蹴り合って楽しむ。学生たちは、5~6人で1グループとなり、輪になって羽根を蹴り合ったが、なかなか思った方向に飛ばず、汗だくになっていた。
 

▲太極拳のゆったりした動きに中国文化を感じる

最後は「太極拳」。白い衣装を身につけ、ゆったりした動作で体を動かした後、ポーズをつけて写真を撮り合っていた。女子学生の1人は「入学以来、留学生とずっと交流したいと思っていたが、なかなか機会がなかった。交流できて楽しい」と話し、別の女子学生も「中国への留学が楽しみになってきました」と笑顔を見せていた。


▲太極拳の衣装をつけて「ポーズ」

21日は文化編で「切り紙」や「京劇の面づくり」などを楽しむ。
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