「第13回授業実践研究フォーラム」が対面とZoomのハイブリッドで開催されました

 授業での実践例や研究成果を共有してさまざまな改善につなげていこうと、「第13回授業実践研究フォーラム」が10月27日、対面とZoomのハイブリッドで開催されました。


▲ハイブリッド方式で開かれました

 大学と短期大学部のFD委員会の主催で開かれ、国際共生学部の長谷川通教授、短期大学部の高橋克実教授、外国語学部の土井裕文准教授が、それぞれの授業実践について研究発表しました。


▲授業の改善につなげようと熱心に聴き入りました

 長谷川教授は「ツーリズムとエアポート・ビジネスの授業への応用経済学的アプローチ」をテーマに発表しました。「ツーリズム」と「エアポート・ビジネス」の授業で、数式やグラフを一切使わずに、言葉だけで経済理論を説明する手法を紹介しました。

 ほとんどの受講生に経済学関連科目の受講経験がなく、基礎知識に不足がある中で採用した手法として、オーバーツーリズムや価格転嫁などの具体的なテーマについて、実際の期末試験の問題と解答例を示して解説しました。


▲3人の教員が研究発表しました

 高橋教授は「大規模クラス英語授業でのグループワークの実践-英語ビジネスコミュニケーションのケース-」をテーマに発表しました。大規模授業でも少人数のグループワークを実践し、グループ間の競争原理を使って相互評価方式を採用して、実際のビジネス現場で活用できる英語力を身に付けさせるのが到達目標と説明しました。

 土井准教授は「スペイン語科教育法の授業実践報告と今後の教員養成」をテーマに発表しました。「スペイン語科教育法」の授業で実践した模擬授業について報告、文法力を鍛える必要があった事例や、模擬解答を準備する余裕がなくなった事例などを紹介しました。そして今後の教員養成に求められるものについて提示しました。

 
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