留学生と外大生の交流グループが京友禅を体験し、ライトアップされた夜の二条城で紅葉を楽しみました

 日本の伝統文化や自然などを通じて留学生との交流に取り組む外大生のグループ「Link-環-」が12月3日、「京都トリップ」を行い、京友禅を体験したほか、ライトアップされた二条城で夜の紅葉を楽しみました。


▲京友禅染色に挑戦しました

 Linkのフィールドトリップは今回が5回目で、留学生と外大生12人が参加しました。


▲二条城のライトアップされた紅葉が夜空を彩っていました

 最初に留学生たちは、京友禅体験工房の丸益西村屋(京都市中京区)で、日本人でもなかなか経験したことがない京友禅染色に挑戦しました。

 日本の伝統的な図柄や、日本をイメージしたイラスト風のデザインから、自分の気に入ったものを選び出し、彩色も考えながら、ペンケースやスクールトートバックを仕上げていきました。真剣なまなざしで筆やはけを使って色付けし、思い通りの染色が出来上がると満面の笑みがこぼれました。


▲真剣な表情で色を入れていきます


▲オリジナルの京友禅スクールトートバックが出来上がりました

 次に、ちょうど紅葉が見ごろを迎えてライトアップされた二条城を訪れました。昼間とは全く趣きが異なり、明かりの中に浮かび上がる幻想的な紅葉を満喫しました。


▲二条城ではプロジェクションマッピングも行われていました

 参加した外大生は「留学生とたくさん交流できて良い経験になりました。また次回も、留学生と日本文化を体験しながらこのように交流できるイベントに参加したいです」と話していました。

 また、留学生は「伝統的な芸術体験を楽しむことができました。皆さんとても親切で優しく、イベントのクオリティーも高かったです。イベントの数も適切で疲れることなく、ゆっくりと楽しめてとても満足です」と話していました。


▲留学生といっしょに日本文化を楽しみました

 イベントを主催した金沢里帆さんと辻英恵さん(ともに英語国際学部2年)は「今回のトリップを通して、日本の素晴らしさを改めて感じてもらえたと思います。今年のトリップイベントはこれで終了ですが、来期も留学生と外大生を対象に、日本のメジャーな観光地からニッチな地域まで案内する企画を開催する予定です。皆さんの参加をお待ちしています」とPRしていました。


 
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