2023年ラストのオープンキャンパスが御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれました

 2023年ラストのオープンキャンパスが、12月16日に御殿山キャンパス・グローバルタウンで開かれ、603人が訪れました。

 オープニングは谷本ホールであり、英語国際学部4年の玉城帆南さんがスピーチしました。玉城さんは、1学期間のカナダ留学を経験し、自分の意見をもつことの重要性を痛感したことや、留学生に日本の良さを伝えるプロジェクトに携わったことを紹介しました。

 そのうえで、「関西外大に進学し、多様な価値観、経験を得ることができ、志の高い友人にも出会い、大きく成長したと感じています。皆さんも語学から広がる世界への扉を開けてみませんか」と高校生に呼びかけました。

 
▲玉城さんが「語学から広がる世界への扉を開けてみませんか」と会場に問いかけました

■一般入試対策講座

 1か月半後に迫った一般入試の英語と国際について予備校講師が対策講座を行いました。英語の対策講座では、「読解と文法語法をバランスよく勉強するのが望ましいが、優先順位をつけるとすれば文法語法問題がポイント」として、これからは文法問題集の確認やおさらいを最終単元まで行うことが重要と指摘しました。

 国語の対策講座では、問題を解く順番について、「高配点の現代文を最後に解くと時間配分がうまくいく」「現代文の問題は1回通読し、2回目は読み返しながら設問を解くこと。また、テーマが何かを常に考えてほしい」などとアドバイスしました。

 
▲予備校講師を招いて行われた一般入試対策講座

■体験授業

 2024年4月に外国語学部に新設する国際日本学科の体験授業では、英語国際学部の鵜島三壽教授が「トトロから考える日本人の宗教観」をテーマに講義しました。

 「さまざまな文化が混合している日本の宗教観は、一神教を信じる人たちにとって理解しにくいです」としたうえで「八百万の神を説明する際は、トトロやもののけ姫などのジブリ作品を視聴し、自然の恵みに神を感じた感覚がわかってもらえます」と講義しました。

 
▲2024年新設の国際日本学科の体験授業

 また、「中国語を知って、中国語を楽しもう」をテーマに、英語国際学部の趙嵐准教授が授業をしました。

 初めに中国の民族や民族衣装、中国語が使用されている国・地域について紹介しました。その後、中国語について「中国語は日本の漢字と違う形や意味をしたもののあれば、同じ漢字で意味が異なるものもあります」と紹介しました。一つの例として、「茶碗」は、漢字は同じですが、中国語では湯吞みを意味すると話しました。

 「日本人が中国語の勉強をすると1年間でHSK3級(中級)レベルまで上達がすぐできる言語です」と中国語が日本人にとって身近なことを高校生に伝えました。


▲中国語学修の体験授業

■グローバルタウンミーティング(文化体験イベント)

 留学生と外大生の交流を目的に、CAFÉ COMMONS で毎週活動しているグループ「グローバル・イノベーション・プログラム(GIP)」が、縁起物の「中国結び」づくりで高校生に異文化を体験してもらいました。


▲中国結びに挑戦しました

 中国結びは中国に伝わる伝統芸術で、幸福や繁栄を祈念する縁起物です。GIPのメンバーがマットや待ち針を使いながらつくり方を丁寧に指導しました。

■留学生と話そう

 米国、メキシコ、オランダからの留学生10人が、留学生との英語での会話に挑戦しました。最初は言葉が上手く出なかったり、口ごもったりしていた高校生に、留学生が「まず話してみよう。チャレンジすることが大切」とアドバイスしました。

 少しずつ慣れてくると、留学生の問い掛けに答えられるようになってきました。「英語以外はどんな科目を勉強しているの?」「どんな国に行ってみたいですか?」との質問に「いろいろな科目があるけれど英語が一番好きです」「ポルトガルに行ってみたい」などと英語で答えていました。


▲留学生とのオールイングリッシュの会話を楽しみました

















 
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