大阪府立四條畷高校でグローバルインターンシップをしている留学生が日米の高校生活の違いについて発表しました

 大阪府立四條畷高校(四條畷市)でグローバルインターンシップに取り組む留学生のシテンガ・イザック・ジョンさん(米国・イリノイ州立大学)が6月13日、文化祭などの学生生活を通して考えたり、感じたことをプレゼンテーションしました。

 
▲プレゼンテーションをするイザックさん

 イザックさんは、米国で高校教員を目指しています。日本の高校の授業や活動に触れようと、6月3日から21日までの3週間を四條畷高校でインターンシップを行い、英語の授業のサポートや文化祭(畷高祭)に向けた活動、スピーキングパートナーに取り組んでいます。

 6月8日と9日に開かれた畷高祭では、3年4組の一員として大演劇の準備から本番まで活動しました。畷高祭での体験を通じて、日米の高校の違いや感じたことをクラスメイトの前でオールイングリッシュで発表しました。初めに、「アメリカの高校では固定したクラスがないため、クラス対抗の学校行事がありません。その代わり、学校全体で有志を募って行う劇や卒業年次に行うプロムがあります」と紹介しました。

 
▲日米の高校の違いを紹介しました

 次に畷高祭の準備で感じた日米の大きな違いを指摘しました。「Done by みんな」と前置きし、「台本や演者、照明、小道具の制作、後片付けまで全て学生が主体となって考え行動する姿に感動しました」と話しました。

 締めくくりに3年4組のクラスメイトに対して「授業の手伝いやみなさんのサポートをしに来たはずなのに、みんなから教えてもらうことがたくさんありました。とても感謝しています」と伝えました。

 
▲イザックさんの発表に熱心に耳を傾けた3年4組のみなさん

 インターンシップを通してイザックさんは、「日本の高校とアメリカの高校の違いを体験するとても貴重な良い機会になりました。また、先生方の助けを借りながら行ったプレゼンテーションや英語の授業のサポートは、決して完璧ではありませんが、これらの経験は私の将来の夢に直結するとても貴重な経験でした」と振り返り、「グローバルインターンシップは留学生にお勧めしたい魅力的なプログラムの1つになりました」と話していました。
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