5本の糸紡ごう 中宮で文化博覧会

 第29回文化博覧会が65日、中宮キャンパスで開催され、文化会系クラブ25団体が日頃の活動の成果を発表した。この日は中宮キャンパスのオープンキャンパスも開かれ、在学生のほか、高校生や保護者も参観に訪れ、にぎわった。



▲都道府県の魅力を英語でプレゼンした通訳ガイドクラブ

 今年のテーマは「BUNPAKU~5本の糸が紡ぐ物語~」。音楽、芸術、語学、社会科学の系統(4本の糸)をもつ文化系クラブと一般学生(1本の糸)が一体となった催しにしたいとの思いが込められた。各クラブの模擬店は、2号館1階の教室、第2学生ラウンジ、円形ステージ、第1食堂に設営され、取り組みをPRした。通訳ガイドクラブは、「英語で日本一周ガイド」と銘打ち、来場者が関心のある都道府県について、その魅力を英語でプレゼンした。
 


▲来場者に書道の体験をしてもらう書道部の模擬店

 書道部は梅雨入り直後のイベントとあって雨にちなんだ四字熟語の作品を展示。来場者に書道を体験してもらっていた。映画研究部はサスペンスやコメディなどジャンルごとのお勧め作品について、みどころや登場人物の特徴などを画像を使って紹介した。


▲円形ステージで行われた吹奏楽部の演奏
 
 文化会企画部は、お化け屋敷とクイズを組み合わせた「謎解きお化け屋敷」、円形ステージでの吹奏楽部演奏会、谷本記念講堂では外大一のイケメンを選ぶ「ミスター文博」と「文博コラボ団体発表」のイベントを行い、行事の盛り上げを図った。午前中は、小雨も混じる曇り空だったが、一足早い「涼」を提供するお化け屋敷が人気を集めた。

ミスター文博は外岡君


▲ミスター文博に選ばれた外岡真也君

 クラブの枠を越えた複数のクラブによる「文博コラボ団体発表」は、社会科学系統の6クラブ、ギター部とフラメンコ部、演劇部と映画研究部、混声合唱団とマンドリン部、ギター部の4チームが発表を行った。
「ミスター文博」には、外国語学部英米語学科3年の外岡真也君、上田龍太郎君、平本隼也君、岡崎慎太郎君と外国語学部スペイン語学科2年髙橋一平君の5人がエントリーし、投票で外岡君が1位に輝いた。
 

▲熱戦を繰り広げた短大のクラス対抗ソフトバレーボール大会

 この日は、短期大学部のK.G.C.ベーシックスACの履修生を対象にした「第5回クラス対抗ソフトバレーボール大会」が体育館2階アリーナで開かれ、50チーム、452人が参加した。決勝は2C2チームと1C1チームが対戦し、2C2チームが優勝した。3位は1D1①チームと1N2チームだった。各チームに谷本榮子短大学長(理事長)から賞状とメダル、賞品が贈られた。

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