吹奏楽部サマーコンサート 夏の日差しのもと市民ら約500人が来場

 吹奏楽部のサマーコンサートが73日、中宮キャンパスの谷本記念講堂で開催された。夏の強い日差しが降りそそぐなか、公開講座とあって多くの市民も来場し、約500人が鑑賞した。


▲「ストーム・チェイサーズ」で幕を開けた第1部シンフォニック・ステージ


 2部構成で、第1部のシンフォニック・ステージはロバート・シェルドン作曲「ストーム・チェイサーズ」で幕を開けた。軽快なサーカスマーチは後半、スピード感を増し聴衆を引きつけた。続いて、夏の青空をイメージした2016年度全日本吹奏楽コンクール課題曲「マーチ・スカイ・ブルー・ドリーム」、20世紀を代表する作曲家アルフレッド・リードが男女2人のバレエのステップを表現した「第三組曲 バレエの情景」などが披露された。


 1部の最後は、スタジオジブリのアニメ作品「天空の城ラピュタ」の音楽の吹奏楽版「<ラピュタ>キャッスル・イン・ザ・スカイ」。おなじみのメロディが次々と奏でられ、会場から拍手が起きた。


▲アンコールで盛り上がる第2部マーチング・ステージ


 第2部は「マーチング・ステージ」。カンタータ「カルミナ・ブラーナ」で始まり、ドラムショー、ダンス天国などテンポのよい曲がカラーガードの軽快な演技と組み合わされ、青や赤の鮮やかな照明のもとで華やかなステージが繰り広げられた。アンコールで会場との一体感が醸し出された。


▲谷本記念講堂入り口に掲げられた2020東京オリンピックのエンブレム


 谷本記念講堂の入り口2か所には4年後の2020年東京オリンピックのエンブレムが掲げられた。

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