留学生と外大生がつくるイベント INFES2014 中宮キャンパスで開催


▲キング&クイーンコンテスト ジェスチャークイズに挑戦する出場者

留学生と外大生がともに盛り上げるイベント「INFES(インターナショナル・フェスティバル)」が11月1日、中宮キャンパスの外大祭の一環として開かれた。留学生約70人を含む「キャスト」と呼ばれるスタッフ約230人が今年のテーマ「It’s  a  small world」を体現していた。
 
中心になったのは、国際交流をめざす企画グループ「芽ぢからプロジェクト」(リーダー・短期大学部2年寺崎智栄さん)の7人。約5カ月かけて準備を重ねてきた。
 
「旅」「創」「食」「魅」「頂」の5つのセクションに分かれて、国際交流センターのラウンジや円形ステージ、1、2号館の教室や周辺のテントで、用意した企画を展開した。


▲「イギリスの正式名称は?」。クイズで各国を紹介


▲「カレーフォンデュおいしいよ」 


▲手の甲にペイントを施してもらう女の子

国際交流センターのラウンジでは「旅」セクション。アメリカ、南米、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、タイのブースを設け、民族衣装を着た留学生らがそれぞれの国をクイズや展示を通して紹介した。
また、1、2号館の教室では「創」セクション。留学生と外大生が協力して作った幻想的な和紙ランタンが展示されたほか、留学生らが顔や手に思い思いの絵や文字を描くフェイスペイントも実施。「食」セクションはテントで、ベトナムのフォーやスペインのトルティージャ、インドのカレーフォンデュ、アフリカのポショ、アメリカのホットチョコレートを提供した。
 
円形ステージでは「魅」セクションがソーラン節など世界のダンスを披露した後、「頂」セクションの「キング&クイーンコンテスト」。留学生と外大生のペア8組16人が、クイズやパフォーマンスでアピール。それぞれのペアが用意したパフォーマンスでは、漫才や歌、ダンスなどが飛び出し、観客から大きな拍手と歓声が上がっていた。観客の投票の結果、ディズニー映画「アラジン」の「ホール・ニュー・ワールド」をアカペラで歌ったライアン・プラシド・バレンシアノ君(米オレゴン州・パシフィック大学)と山口聖子さん(外国語学部英米語学科2年)のペアが優勝した。
 
国際交流センター前の広場で閉会式が開かれ、笑顔でフィナーレを迎えた。芽ぢからプロジェクトのリーダー寺崎さんは「最初はキャストも集まらず心配でしたが、少しずつ形ができてきた。今日、みんなが楽しんだ笑顔を見ることができたよかった」と話していた。


▲笑顔でフィナーレ
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