教育課程

教育目標

英語で学ぶ

英語を学ぶから"英語で学ぶ"へ。英語キャリア学科の専門プログラムEIP(English Intensive Program)を全員が受講し、英語力を徹底的に鍛えます。留学中の学習も含め、卒業に必要な単位のおおむね半分から3分の2はオール・イングリッシュで受講することができ、"英語で"学べる環境を充実させています。一方で、社会科学の基礎を修得する科目は日本語で行い、正確な知識の定着を図ります。

卒業するまでに身につける英語運用能力の到達目標は、TOEFL600点(iBT100点)、TOEIC 870点としています。

英語キャリア基礎力の修得

英語キャリア学科では、英語学と社会科学(国際関係、国際経済など)を複合的に学習し、国際社会に柔軟に対応できる力を養いつつ、自分の人生における"キャリア"形成をより重視します。

異文化・多言語圏の人々の意見を集約することができる"ネゴシエーション力"を身につけることで、将来、英語を生かした職業に就き、リーダーシップを発揮するために必要な基礎能力、"英語キャリア基礎力"の修得を目指します。

全員が世界を舞台に学ぶ

英語キャリア学科では、原則"全員"が1年間留学し、専門分野の学習を深化させます。

単に英語を学ぶのではなく、原則3年次から1年間留学し、英語プロフェッショナル、グローバル・ビジネス、国際教養の専門分野を学びます。留学先は、54カ国・地域の383大学から決定します。

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カリキュラムのイメージ

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3つの専門分野

英語キャリア学科では、国際社会に貢献するための知識、教養を身につけるため、以下の通り、3つの専門分野を設定しています。3分野の基礎科目は全員が学び、すべての分野を複合的に学ぶこともできます。

英語プロフェッショナル

英語という「ことば」を学問的、理論的に学びます。英語という「ことば」の構造や仕組み、法則などを理論的に学ぶことによって、国際社会やビジネスという幅広いシーンにおいて、自在に英語を使いこなすための基礎力と応用力を身につけます。さらに、英語教育現場において必要となる高度な英語教育の理論と実践も学びます。

グローバル・ビジネス

多文化共生社会において、働くために必要なビジネスや経済に関する基礎的な知識と理論を学びます。働く社会におけるヒト、モノ、カネの動きを理解し、ビジネスのしくみや多文化環境下における人間関係をマネジメントする能力を身につけ、「働く社会における基礎理論」と「ものの考え方」を修得します。

国際教養

グローバル社会やボーダーレス社会においては、人々や物が地球規模において流動化しています。そのため、職場において多言語が頻繁に使用されています。異文化、多言語が共存する社会において求められる「多文化共生社会」に関する深い理解が必要なため、多文化共生社会における様々な価値観を学び、国際感覚を研ぎ澄まします。

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カリキュラムの特徴

英語で学べるカリキュラム (EIP) 

英語キャリア学科のカリキュラムには、英語力を徹底的に鍛えるためのプログラム、EIP(English Intensive Program)を用意しています。

EIPの一貫として、英語力を磨くための「リーディング、ライティング、リスニング、スピーキング」の4技能は、本学が海外から直接招へいした英語教育のスペシャリスト(ネイティブ教員)が担当。授業はすべて、英語で行われます。また、知識や教養を深めるためのオール・イングリッシュの授業も多数開講し、英語のスキルアップを図ります。

必修科目のLanguage Developmentでは、"Content-based Approach"という教授法を採用。教材は、国際関係など社会科学の基礎を含んだものを使用します。教科の専門分野(コンテンツ)を"英語で"学び、知識を修得しながら、語学力の向上を図ります。

EIPをとおして、1、2年次のうちに、高度な英語コミュニケーション力を修得し、留学における専門分野の学びにつなげます。

英語学、社会科学による複合的学修

英語キャリア学科には、コース制はなく、「英語プロフェッショナル」「グローバル・ビジネス」「国際教養」の学習分野を設定。各学習分野において、英語学と社会科学(国際関係、国際経済学など)をクロスオーバーさせ、高度な英語コミュニケーション力に加えて、国際社会に貢献するための知識、教養を身につけます。

1、2年次のうちに、将来のキャリア選択に結びつく専門知識と教養を確実に身につけ、原則、3年次に実施される海外での専門留学に備えます。帰国後も英語力を維持するため、英語で開講する科目を設けています。

キャリア関係科目の充実

社会的・職業的自立を支援するため、キャリア関係科目も充実させています。

一人ひとりのキャリア意識を目覚めさせ、卒業後の人生をデザインする知識と、早期の"気づき"を促すため、1年次に全員が「キャリア・デザイン」を学習。2年次には、就職希望の多い業界から、第一線で活躍するスペシャリストを招き、直接講義を行う「キャリア形成」を開講します。

英語を用いて、生涯の仕事をデザインできる力を身につけます。

科目の特性と単位制

各授業はセメスター制を採用しており、授業科目は春学期または秋学期の各学期をもって完結します。授業時間は1時限90分で、例えば4単位の講義科目であれば、90分の授業が週2回行われます。また、専門複合科目の語学科目では、2単位で週2回の授業が行われるものもあり、単位の実質化を図っています。

  • 専門複合科目 : 英語学・社会科学の分野を英語と日本語で複合的に学修し、英語キャリア基礎力を養成する中心的科目
  • 専門研究科目 : 英語学・社会科学を中心とした、専門分野を深化させる科目。「英語プロフェッショナル科目群」「グローバル・ビジネス科目群」「国際教養科目群」「留学等認定科目群」の4科目群に区分
  • 教養教育科目 : 幅広い一般教養を養成するための科目

英語キャリア学科の卒業所要単位

卒業するために必要な総単位数は124単位です。そのうち、修得すべき各科目の単位数として、専門複合科目42単位、専門研究科目74単位、教養教育科目8単位を定めています。留学中に修得した単位も、卒業要件の単位数に含むことができます。

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Super IES プログラム

Super IES プログラムは、英語運用能力を徹底的に鍛え、専門分野を英語で学ぶ留学に向けた効果的な準備を行う、本学独自の英語教育プログラムです。

英語キャリア学科で開講するSuper IES プログラムは、3年次に原則全員が対象の「専門留学」や「学位留学」「2カ国留学」などの専門科目を学ぶ留学に対して、効率的に準備をするための英語教育プログラムで、「関西外大&ノーステキサス大学IESプログラム」と「関西外大IESプログラム」の2種類があります。「関西外大&ノーステキサス大学IESプログラム」では、英語教育の分野で定評のある米国ノーステキサス大学と協働でカリキュラムを開発。授業はすべてノーステキサス大学のIELI(Intensive English Language Institute)の教員が担当します。「関西外大IESプログラム」では、海外から招聘した外国人教員が授業を担当。両プログラムとも、習熟度別に効果的な英語教育を実践します。

英語の4技能に加えて、留学先大学での学修で必要となるアカデミックスキルも身に付けます。英語での講義を十分理解し、現地学生とのディスカッションに積極的に参加できるレベル到達をめざします。リサーチペーパーの書き方や、プレゼンテーションの仕方など、実践的な授業を行います。また、Content-based Approachという教授法を用いて、留学中に学修する分野の知識も身に付けることができるのが、大きな特徴です。

Super IES プログラムで学ぶ分野の例

・Management, Business Administration
・Economics and Service/Hospitality
・Sociology, Linguistics and Communication
・International Relations, Political Science, Population Studies

各種サポートプログラム

留学制度:一人ひとりに合った留学プログラムにより、専門分野を海外で学ぶ

本学科では、原則として3年次1年間の留学を必須としています。2年次での全員留学を実施している大学が多いなか、あえて3年次に留学を設定したのは、本学科の留学が語学を学ぶのではなく、英語で「専門分野」を学ぶ留学を前提としているからです。3年次の春学期から1年間留学するメリットは、就職活動を始める前に十分能力を高められることです。語学力、学力が十分と判断されれば、2年次の秋学期から留学することも可能です。このように、1年間の留学期間を含めて4年間で、本学を卒業することができます。

海外で学びの深化を

留学先の大学では、1、2年次で選択した分野を、英語を用いてさらに専門的に学びます。実りある留学を実現するためには、語学力、知識の面で十分に準備して臨むことが重要です。海外の協定校のカリキュラムを利用すれば、様々な学びが可能となります。英語教員を目指す場合には、北欧の教育先進国で教育学を学んだり、オーストラリアの大学で教育実習を経験したりする機会もあります。ヨーロッパのビジネス専門大学で社会人学生と討論したり、アフリカの大学で途上国が抱える課題を現場で感じ取ったりするなど、こうした学びの経験は、専門分野での知識を深めるだけでなく、人間形成にも大いに役立つと考えています。

一人ひとりのニーズと学力に合ったプログラムを提供

一人ひとりのニーズや語学力、学力に応じた海外学習の機会を提供するため、参加する留学プログラムを決める「留学資格審査」を実施します。この審査で、学内成績やTOEFL®の得点、筆記試験や面接の結果などで所定の基準を満たせば、英語で専門分野を学ぶ「専門留学」に参加することになります。

充実した留学費用支援

「専門留学」に参加する場合、本学の授業料を支払うだけで、留学先大学の授業料は免除され、留学先での住居費・食費は、奨学金として支給されます。留学先大学によって支給費用の額は異なりますが、アメリカの一般的な大学へ留学した場合、本学から支給する奨学金は、計120万円程度、免除される留学先大学の授業料を含めると、最大で500万円程度となります。

留学と就職活動の両立

原則3年次春学期から留学を開始することにより、早期化する就職活動に対応しました。就職活動が本格化する3年次秋学期の授業終了に合わせて留学を終了して帰国するため、留学と就職活動を両立させることができます。

サポート体制:経験豊富な3アドバイザーによる充実のサポート

アカデミック・アドバイザー

実際に授業を担当する教員が、4年間の学びをサポートします。本学と留学先大学での4年間を通した学びが将来のキャリアにつながるように、どのような科目を選択するとよいか、きめ細かくアドバイスします。また、効果的な学習方法などについても指導します。勉学上の悩み相談など、大学生としての学びを充実させる環境づくりを支援します。

スタディアブロード・アドバイザー

留学について豊富な知識と経験を持ち、留学経験者でもある国際交流部のスタッフが、キャリア形成を視野に入れた留学をサポートします。原則として全員1年間、海外留学する本学科学生の個々のニーズに合った留学先大学での学習が可能となるよう、個別にアドバイスを行います。スタディアブロード・アドバイザー自身の経験も含めた留学に関するノウハウを駆使して、より充実した留学が実現できるよう指導します。

キャリア・アドバイザー

専門の資格を持ったキャリアカウンセラーと本学キャリアセンターのスタッフが、学生一人ひとりの夢の実現を全力でバックアップします。 キャリアカウンセラーとは理論と技法に基づいて適切な支援を行う専門家です。本学のスタッフは学生と企業の両方に接点を持ち、豊富な経験を生かして就職活動支援を行います。カウンセラーとスタッフが常に連携し、希望する分野でのキャリアが実現できるよう支援体制を整えています。

キャリアプラン:キャリアプランニングを実践するための様々な取り組みを実施

社会的・職業的自立を支援するキャリア関係科目の充実

皆さん一人ひとりのキャリア意識を目覚めさせ、将来のライフデザインを行うために必要な知識と早期の「気づき」を促すため、全員が1年次に「キャリア・デザイン」を学ぶようにしています。2年次には就職希望の多い業界から第一線で活躍している方を招いて講義を行う「キャリア形成」を開講し、皆さんの社会的自立をサポートします。

国内・海外インターンシップ

インターンシップは、学生が会社や団体、官庁などで一時的に働く体験ができる制度です。国内の航空会社、旅行会社、ホテル、商社などに加えて、海外の企業・団体にも参加できます。

卒業後の進路

「英語学」と「社会科学の分野」を複合的に学び、卒業後の多様な進路に対応します。本学科では、英語教員やエアライン、ホテル、旅行など本学が特に強い分野に加えて、商社や海外展開が活発なメーカー、国際的機関、NPO・NGOなどの非営利組織でも活躍できる力を身につけます。卓越した英語コミュニケーション力とネゴシエーション力を強みとして、国際社会に貢献できる実務能力を持った人材を育成します。

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目標別履修モデル

(履修科目は一例であり、主な科目のみ記載しています。)