建学の理念

世紀を越えて、誇り高く掲げる「実学」

関西外大の歴史は、太平洋戦争が終わった昭和20年、大阪市東住吉区に創立された谷本英学院にさかのぼります。敗戦に打ちひしがれた廃虚の中で、二度とあのような戦争を繰り返してはならないとの強い決意を、外国語教育に託して、第一歩を踏み出しました。

建学の理念には「国際社会に貢献する豊かな教養を備えた人材の育成」と「公正な世界観に基づき、時代と社会の要請に応えていく実学」の灯が高々と、誇りをこめて掲げられました。

本学は、このような建学の理念によって、時代を超えるエネルギーを与えられ、生き生きとした発展を続け、品格のある学風を築き上げてきました。国公立大学とは違って、私立大学では、建学の理念が、どこまで具現され、発揮されているかが、その大学の存在を決めるよりどころとなっています。建学の理念こそが、過去と現在と未来を貫く行動原理です。絶えず時代の動きを見据えながら、どこまでも生かされていかなければならないのは、創立者の理念であり、心でなければなりません。

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創設者